ぼ‐いん【母音】
言語音の最小単位である単音の分類の一。呼気が口腔や咽頭での閉鎖や狭めをうけずに流れ出る音。口の開きや舌の位置、口蓋帆による鼻腔への通路の開閉などによって音色が変わる。一般に有声音。現代日本語では...
ぼ‐おん【母音】
⇒ぼいん(母音)
ぼいん‐こうたい【母音交替】
インド‐ヨーロッパ諸語の特徴の一つで、文法機能や品詞の変化に応じ、同一語根や接尾辞における母音が別の母音と規則的に交替すること。例えば、英語のsing, sang, sungの類。アプラウト。
ぼいん‐さんかくけい【母音三角形】
母音の図式的分類の一方法。母音を発音する際、口の開き、舌の位置の相違によって生じる音色の相違を三角形に配置して示したもの。
ぼいん‐ちょうわ【母音調和】
一つの語形の中に現れる母音の配列に一定の共存の法則が認められる現象。例えば、トルコ語で、一語の中には、前舌母音、または後舌母音だけしか現れないが、このような事例を母音調和という。古代日本語にも、...