うた‐かた【泡沫】
《「うたがた」とも》 １ 水面に浮かぶ泡(あわ)。「—の如(ごと)く消える」 ２ はかなく消えやすいもののたとえ。「—の恋」「—の夢」 [補説]書名別項。→うたかた
うたかた‐びと【泡沫人】
はかなく消えてゆく人。人の命や出会いのむなしさを泡(あわ)にたとえていう語。多く愛人や妻についていう。「絶えず流るる水の泡、—は恙(つつが)なく、ありやなしやと」〈松の葉・四〉
ほう‐まつ【泡沫】
１ あわ。あぶく。「—消火剤」 ２ あわのようにはかないもの、問題にならないようなもののたとえ。「—会社」「—候補」
ほうまつ‐こうほ【泡沫候補】
選挙において、当選する可能性が低いと見なされている候補者。
ほうまつ‐むげん【泡沫夢幻】
水のあわと夢とまぼろし。はかないことのたとえ。「—の世」
うたかた【▲泡×沫】
I〔水の泡〕bubbles（▼通例複数形）II〔はかないこと〕transience; evanescenceうたかたの恋a short-lived love生涯をかけた彼の事業も資金難でうたかた...
ほうまつ【泡×沫】
a bubble; foam泡沫の bubbly; foamy泡沫夢幻の世the transient world泡沫会社a bubble company泡沫候補a fringe candidat...
ほうまつがいしゃ【泡沫会社】
a bubble company
ほうまつこうほ【泡沫候補】
a fringe candidate; a minor candidate
ほうまつの【泡沫の】
bubbly; foamy泡沫夢幻の世the transient world
