な・く【泣く/鳴く/啼く】
[動カ五(四)] 1 (泣く) ㋐悲しみ・苦しみ・喜びや痛さなどをおさえることができず、声をあげたり、涙を出したりする。「うれし泣きに—・く」「大声をあげて—・く」「話に感動して—・く」 ㋑身に...
泣(な)く子(こ)と地頭(じとう)には勝(か)てぬ
聞き分けのない子や横暴な地頭とは、道理で争っても勝ち目はない。道理の通じない相手には、黙って従うしかない。
なくこ‐なす【泣く子なす】
[枕]乳を探り求めて泣く子のように、または、人込みにはぐれた親を求めて泣く子のように、の意から、「さぐり」に掛かる。「里人の行きの集ひに—行き取り探り」〈万・三三〇二〉
泣(な)く子(こ)もあれば笑(わら)う子(こ)もある
同じ子供でも、泣く子もあれば笑う子もあるように、世の中はさまざまである。
泣(な)く子(こ)も黙(だま)る
聞き分けなく泣いている子供も急に黙ってしまうほど、威力や勢力のあることのたとえ。
なく【泣く】
1〔声を出して〕cry;〔涙を流して〕shed tears,《文》 weep;〔すすり泣く〕sob;〔泣きじゃくる〕blubber;〔泣き悲しむ〕wail,《文》 lament;〔子供がめそめそ...
なくなく【泣く泣く】
⇒なきなき(泣き泣き)
なくことじとうにはかてぬ【泣く子と地頭には勝てぬ】
It is no more possible to beat city hall than to reason with a whining child.
なくことじとうにはかてぬ【泣く子と地頭には勝てぬ】
There's no arguing with the lord of a manor or a crying child.
なくこもだまる【泣く子も黙る】
It's fearful enough to silence a crying child.