からごろも‐きっしゅう【唐衣橘洲】
[1744〜1802]江戸中期の狂歌師。江戸の人。本名、小島源之助。号、酔竹庵。田安家の臣。四方赤良(よものあから)(大田南畝(おおたなんぽ))・朱楽菅江(あけらかんこう)と並んで、天明狂歌壇の...
ちょう‐さんしゅう【長三洲】
[1833〜1895]幕末・明治の漢学者・書家。豊後(ぶんご)の人。名は炗(ひかる)。字(あざな)は世章。奇兵隊に参加。維新後は文部大丞・文部省学務局長・東宮侍書などを歴任。漢詩・南画にもすぐれ...
びとう‐にしゅう【尾藤二洲】
[1747〜1814]江戸後期の儒学者。伊予の人。名は孝肇(たかもと)。字(あざな)は志尹。古文辞学・朱子学を学び、寛政異学の禁に参画。昌平坂学問所教官。寛政の三助の一人。著「素餐録」「正学指掌...
ほそい‐へいしゅう【細井平洲】
[1728〜1801]江戸中期の儒学者。尾張の人。名は徳民。字(あざな)は世馨。米沢藩主上杉鷹山(うえすぎようざん)に招かれて藩校興譲館で教え、のち、尾張藩藩校明倫堂で藩内教化に努めた。著「嚶鳴...
みしま‐ちゅうしゅう【三島中洲】
[1831〜1919]漢学者。備中(びっちゅう)の生まれ。名は毅(つよし)。東大教授・東宮侍講・宮中顧問官などを歴任。明治10年(1877)漢学塾二松学舎を創立した。著「詩書輯説」「論学三百絶」...