じゅん【淳】
[人名用漢字] [音]ジュン(呉) 人情に厚い。飾りけなく素直である。「淳風・淳朴」 [名のり]あき・あつ・あつし・きよ・きよし・すな・すなお・ただし・とし・ぬ・まこと・よし
じゅん‐こう【醇厚/淳厚】
[名・形動]人柄などが素朴で、人情にあついこと。また、そのさま。「人心—なるを以て」〈大槻修二・日本教育史略〉
じゅん‐じゅく【純熟/淳熟】
[名](スル) 1 よくなれること。「気候の変換に—せる家畜」〈雪嶺・真善美日本人〉 2 なれ親しむこと。和やかになること。「女どもおのづから—して無用の争ひをくやみ」〈浮・桜陰比事・一〉 3 ...
じゅん‐せい【淳正】
[名・形動]飾りけがなく正しいこと。また、そのさま。「真の開化と申すものは…自ら風俗も—になるもので」〈加藤弘之・真政大意〉
じゅん‐そ【淳素】
[名・形動ナリ]《「しゅんそ」とも》すなおで飾りけがないこと。また、そのさま。淳朴。「世を—に返し」〈平治・上〉