きよ・い【清い/浄い】
[形][文]きよ・し[ク] 1 よごれ・にごり・くもりなどがなく美しい。「谷川の—・い流れ」「月が—・く澄み渡る」 2 心に不純なところがない。清廉潔白である。「—・い関係」「—・き一票」 3 ...
きよかわ‐だし【清川だし】
山形県庄内地方の清川付近に吹く局地風。奥羽山脈を抜けた風が出羽山地で収束し、庄内平野において強風となる。夏に多く、しばしばイネの生育に悪影響を及ぼす。 [補説]やまじ風、広戸風と合わせ、日本三大...
きよ‐がき【清書き】
浄書(じょうしょ)。せいしょ。
きよ‐がんな【清鉋】
建築工事で、組み立てる前に神前に用材を並べ、仕上げの鉋をかけて清めをすること。また、その儀式。
きよき‐いっぴょう【清き一票】
1 清廉な気持ちで投じる一票。 2 (比喩的に)公職選挙で、有権者が買収の誘惑や地域の有力者・組織の圧力などに屈せず、自身の判断で選んだ候補者に票を投じることをいう。
きよい【清い】
1〔濁りがない〕clean清い水clear water清い空気clean air2〔純粋な〕pure清い心a pure heart清い選挙a clean election清い乙女a chaste...
きよみずのぶたい【清水の舞台】
清水の舞台から飛び降りる思いでこのマンションを買ったI took the plunge and bought this condominium.
きよめる【清める】
1〔清浄にする〕cleanse; make ((a thing)) clean清水で身を清めるcleanse oneself with pure water2〔罪を洗い清める〕purify罪を清...
きよもと【清元】
kiyomotobushi; a school of joruri recitation in which the voices are pitched slightly higher than...
きよらかな【清らかな】
⇒きよい(清い)彼は心の清らかな人だったHe was pure in heart.清らかな乙女a chaste maiden清らかに暮らすlive a clean [pure] life
きよい【清い】
[共通する意味] ★汚れのないさま。[英] clear; clean[使い方]〔清い〕(形)〔清らか〕(形動)〔きれい〕(形動)〔清潔〕(名・形動)[使い分け]【1】「清い」「清らか」は、澄みわ...
きよめる【清める】
[共通する意味] ★汚れや不純物を除いてきれいにする。[英] to purify[使い方]〔浄化〕スル〔清める〕(マ下一)[使い分け]【1】「浄化」は、清浄にすること。【2】「清める」は、「手を...
きよらか【清らか】
[共通する意味] ★汚れのないさま。[英] clear; clean[使い方]〔清い〕(形)〔清らか〕(形動)〔きれい〕(形動)〔清潔〕(名・形動)[使い分け]【1】「清い」「清らか」は、澄みわ...
しみず【清水】
[共通する意味] ★地中からわき出る水。[英] a fountain[使い方]〔泉〕▽泉がわき出る洞▽山中の泉〔湧き水〕▽山中の湧き水で渇きをいやす▽坑内の湧き水で工事が中断する〔清水〕▽清水が...
せいおん【清音】
[共通する意味] ★日本語の音の種類。[使い分け]【1】「清音」は、濁音符や半濁音符がつかない仮名で表わされる音。「濁音」は、濁音符のつく仮名、「半濁音」は、半濁音符のつく仮名で表わされる音。「...
せいおんゆういん【清音幽韻】
文章のすぐれていることのたとえ。▽「清音」は清らかな音声、「幽韻」は奥深く何ともいえない趣の意。北宋ほくそうの王安石が欧陽脩おうようしゅうの文を評した言葉。
せいじょうむく【清浄無垢】
清らかで汚れのないさま。また、心が清らかで煩悩のないさま。▽「垢」はあか・汚れ。「垢」は「こう」とも読む。
せいせいだくけん【清聖濁賢】
酒の異名。▽「聖」は聖人、「賢」は賢者。
せいたんきょむ【清淡虚無】
清潔かつさっぱりしていて、ものに対する執着がないこと。▽「清淡」は清くさっぱりしている。「虚無」は何もない状態。ここでは物欲のないこと。
せいだくへいどん【清濁併呑】
度量が大きく、どんなものでも受け入れること。澄んで清らかなものも濁っているものもかまわず一緒に呑のみこむという意味。よいことも悪いことも、あるがまま認めて分け隔てしないこと。その心の広さ。
きよはら‐の‐なつの【清原夏野】
[782〜837]平安前期の貴族・学者。清原家の祖。小倉王の子で清原の姓を賜り、臣籍に下った。内裏式の改訂、令義解(りょうのぎげ)・日本後紀の編集にあたった。
きよはら‐のぶかた【清原宣賢】
[1475〜1550]室町後期の学者。吉田兼倶(かねとも)の子。清原宗賢の養子。号、環翠軒(かんすいけん)。法名、宗尤。儒学・国学に通じた。著「日本紀神代鈔」「貞永式目抄」。
きよはら‐の‐もとすけ【清原元輔】
[908〜990]平安中期の歌人。三十六歌仙の一人。深養父(ふかやぶ)の孫。清少納言の父。肥後守。梨壺(なしつぼ)の五人の一人として後撰集を撰進。家集「元輔集」がある。
きよもと‐うめきち【清元梅吉】
清元節三味線方。 (2世)[1854〜1911]初世の門弟。江戸の生まれ。立(たて)三味線として活躍。「三千歳」「隅田川」などを作曲。 (3世)[1889〜1966]2世の子。大正11年(1...
きよもと‐えんじゅだゆう【清元延寿太夫】
清元節の家元。 (初世)[1777〜1825]江戸の人。初名、2世富本斎宮(いつき)太夫。富本節から分かれて清元節を創始。のち延寿斎と改名。 (2世)[1802〜1855]初世の子。美声の持...