よう‐がん【溶岩/熔岩】
地下のマグマが溶融状態で地表の火口から噴き出しているもの。また、それが冷却・固結して生じた岩石。
ようがん‐えんちょうきゅう【溶岩円頂丘】
粘性の大きい溶岩が火口上に盛り上がったドーム状の火山。高さ数百メートルまでのものが多い。箱根山の駒ヶ岳など。溶岩ドーム。鐘状火山。トロイデ。
ようがん‐こ【溶岩湖】
地表に流出した溶岩が、くぼ地や火口にたまったもの。粘性が低い玄武岩質の溶岩からなるものが多い。ハワイ島のキラウエア、エチオピアのエルタアレ、バヌアツのアンブリム島のマルム火口の溶岩湖が知られる。
ようがん‐じゅけい【溶岩樹形】
流れ下った溶岩が樹木を包み込み、冷えた後に樹木の幹の形に穴になったもの。富士山麓、浅間山麓にある。
ようがんじょう‐ねんりょうがんゆうぶっしつ【溶岩状燃料含有物質】
原子炉で過酷事故が発生した際に、溶融した核燃料が炉心構造材と反応して形成される溶岩状の物質。LFCM(lava-like fuel-containing materials)。