から‐まなび【唐学び/漢学び】
中国の学問をすること。また、それによって身についた学問や才能。かんがく。「中世以来学問道徳の権威としてこの国に臨んで来た—風の因習からも」〈藤村・夜明け前〉
かん‐がく【漢学】
1 日本で、中国の古典をもとに中国思想や詩文を研究する学問。国学・洋学に対していう。 2 中国で、漢代の訓詁学(くんこがく)、また、それに基づく清代の考証学をいう。
かんがく‐しゃ【漢学者】
漢学1の学者。
かんがく‐は【漢学派】
中国、清代の一学派。訓詁を重んじ、漢・唐代の学問を尊重する学派。日本では、江戸時代の新注・古義学などに対抗して興った太宰春台(だざいしゅんだい)・狩谷棭斎(かりやえきさい)などの学派。