む‐りょう【無量】
[名・形動]はかることができないほど多いこと。また、そのさま。「感慨—」「些細の事まで種々—に心配しながら」〈福沢・福翁自伝〉
むりょうぎきょう【無量義経】
大乗経典。1巻。曇摩伽陀耶舎(どんまかだやしゃ)訳。481年成立。法華三部経の一。法華経の序論に当たる開経とされ、無相の一法から無量義、実相の諸法が生じることについて説いたもの。
むりょう‐こう【無量光】
《(梵)amitābhaの訳》 1 阿弥陀仏の発する十二光の一。永久に無限の恵みをもたらす光明。無量無辺光。 2 「無量光仏」の略。
むりょうこういん‐あと【無量光院跡】
岩手県西磐井(にしいわい)郡平泉町にある寺院跡。藤原秀衡が平等院の鳳凰堂を模して建立したもの。現在は池跡や礎石のみが残る。西側に金鶏山がある。平成23年(2011)「平泉−仏国土(浄土)を表す建...
むりょうこう‐ぶつ【無量光仏】
阿弥陀仏の異称。