そうたい‐てき【相対的】
[形動]他との関係において成り立つさま。また、他との比較の上に成り立つさま。「—な価値」「物事を—に見る」⇔絶対的。
そうたいてき‐かじょうじんこう【相対的過剰人口】
人口の絶対的増加によるのではなく、資本の有機的構成の高度化による相対的に過剰な労働者人口。流動的、潜在的、停滞的の三つの形態で存在する。産業予備軍。
そうたいてき‐じょうよかち【相対的剰余価値】
剰余価値の一形態。総労働時間が変わらない場合、生産方法の発展・改良などによって必要労働時間が短縮され、その結果生じた剰余労働時間が生み出す剰余価値。⇔絶対的剰余価値。
そうたいてきはくだつ‐しひょう【相対的剝奪指標】
社会の中で期待される一定水準の生活に必要と判断される、衣食住や教育・職業・健康・社会活動・制度などの項目を選定し、その充足度を指標化したもの。貧困を測定する指標の一つ。→物質的剝奪指標
そうたいてき‐ひんこん【相対的貧困】
ある国や地域社会の平均的な生活水準と比較して、所得が著しく低い状態。→絶対的貧困 →相対的貧困率