いっ‐きょう【一興】
1 ちょっとしたおもしろみ。それなりの楽しみ。「それもまた—だ」 2 (近世、反語的に用いて)意外なこと。奇怪なこと。「これは—、此の子はいとしうござらぬか」〈浄・重井筒〉
いっ‐きょう【逸興】
[名・形動ナリ] 1 特別に興味深いこと。また、そのさま。「この道は、もし四道の間に—のすぐれたるか」〈海道記・序〉 2 ちょっと変わったおもしろみ。また、そのさま。「不思議に思ひて見れば—なる...
おこし【粔籹/興】
米・粟(あわ)などで作ったおこし種を水飴(みずあめ)と砂糖で固めた菓子。大豆・ピーナッツなどをまぜることもある。
かん‐きょう【感興】
何かを見たり聞いたりして興味がわくこと。また、その興味。「—の赴くままに筆を走らせる」「—をそそる」
きょう【向/亨/孝/香/校/梗/興】
〈向〉⇒こう 〈亨〉⇒こう 〈孝〉⇒こう 〈香〉⇒こう 〈校〉⇒こう 〈梗〉⇒こう 〈興〉⇒こう
きょう【興】
[共通する意味] ★おもしろみがあって、楽しんだり観賞したりすることができること。また、そういうもの。[英] taste[使い方]〔興〕▽興に乗って歌まで飛び出した▽興をそそられる▽興が醒(さ)...
さいこう【再興】
[共通する意味] ★一度衰えたものが、また盛んになったり、盛んにしたりすること。[英] revival[使い方]〔再興〕スル〔復興〕スル[使い分け]【1】「再興」は、ふたたび盛んにすること。多く...
ざきょう【座興】
[共通する意味] ★宴会や集会を盛り上げるためにする遊びや演芸。[英] an entertainment[使い分け]【1】「座興」「余興」は、素人の隠し芸などをいう。「アトラクション」は、会の主...
ふっこう【復興】
[共通する意味] ★一度衰えたものが、また盛んになったり、盛んにしたりすること。[英] revival[使い方]〔再興〕スル〔復興〕スル[使い分け]【1】「再興」は、ふたたび盛んにすること。多く...
ゆうきょう【遊興】
[共通する意味] ★賭(か)け事や酒色などにふけり、楽しむこと。[英] amusements[使い方]〔遊び〕▽悪い遊びを覚える▽遊び好きな男▽遊びで絵を習う〔遊興〕スル▽遊興にふける日々▽遊興...
おおうち‐よしおき【大内義興】
[1477〜1529]室町後期の武将。安芸(あき)など6国の守護として勢力を振るった。永正5年(1508)前将軍足利義稙(あしかがよしたね)を将軍に復職させ、自らは管領代となった。
しんみ‐まさおき【新見正興】
[1822〜1869]江戸末期の幕臣。外国奉行。万延元年(1860)遣米使節正使として渡米し、日米修好通商条約の批准書を交換した。
にっこう【日興】
[1246〜1333]鎌倉後期の日蓮宗の僧。甲斐の人。通称、伯耆房(ほうきぼう)・白蓮阿闍梨(びゃくれんあじゃり)。六老僧の一人。富士派(日蓮正宗)の祖。日蓮に従い各地に布教。師の没後、身延山を...
にった‐よしおき【新田義興】
[1331〜1358]南北朝時代の武将。義貞の二男。関東でしばしば北朝方と戦ったが、足利尊氏(あしかがたかうじ)らに敗れて越後に逃れた。のち、足利方の策により、武蔵国多摩川の矢口の渡で謀殺された。
ほそかわ‐ただおき【細川忠興】
[1563〜1646]安土桃山・江戸初期の武将。幽斎の長男。織田信長・豊臣秀吉に仕えたが、関ヶ原の戦いでは徳川方につき、軍功によって豊前(ぶぜん)小倉城主。のち、剃髪して号を三斎、法名を宗立と称...