ふじい【藤井】
姓氏の一。 [補説]「藤井」姓の人物藤井右門(ふじいうもん)藤井乙男(ふじいおとお)藤井健次郎(ふじいけんじろう)藤井重夫(ふじいしげお)藤井聡太(ふじいそうた)藤井高尚(ふじいたかなお)藤井竹...
ふじい‐そうた【藤井聡太】
[2002〜 ]将棋棋士。愛知の生まれ。平成28年(2016)史上最年少で棋士となり、デビュー戦から29連勝して公式戦の歴代連勝記録を更新。令和5年(2023)に史上最年少の名人となると、王座戦...
ふじいでら【藤井寺】
大阪府中東部の市。河内国府が置かれた地。仲哀・允恭(いんぎょう)天皇陵などの古墳や葛井(ふじい)寺などの古社寺が多い。住宅地。近郊農業が行われる。人口6.6万(2010)。
⇒葛井(ふじい)寺
ふじいでら‐し【藤井寺市】
⇒藤井寺
ふじい‐うもん【藤井右門】
[1720〜1767]江戸中期の尊王論者。越中の人。名は直明。宝暦事件に連座して逃亡。のち、明和事件で山県大弐とともに処刑された。
ふじい‐おとお【藤井乙男】
[1868〜1946]国文学者・俳人。兵庫の生まれ。京大教授。号、紫影。俳諧・浄瑠璃など近世文学を研究。著「江戸文学研究」など。
ふじい‐けんじろう【藤井健次郎】
[1866〜1952]植物学者。金沢の生まれ。東大教授。染色体に二重螺旋(らせん)構造を発見するなど、細胞遺伝学に多くの業績がある。国際細胞学雑誌「キトロギア」を創刊。文化勲章受章。
ふじい‐しげお【藤井重夫】
[1916〜1979]小説家。兵庫の生まれ。新聞社の特派員などを経て執筆活動に入る。「虹」で直木賞受賞。他に「佳人」「家紋の果」「風紋」など。
ふじい‐たかなお【藤井高尚】
[1764〜1840]江戸後期の国学者・歌人・神官。備中の人。通称、忠之丞。号、松の屋・松斎。本居宣長の門下で、すぐれた文章家であった。著「三(みつ)のしるべ」「伊勢物語新釈」など。