けっ‐かん【血管】
体内各部に血液を送る管。動脈・静脈・毛細血管に分けられる。
けっかん‐えん【血管炎】
血管壁に炎症が起こり、それによって出血や血流障害が生じ、さまざまな臓器に障害を引き起こす病気の総称。高安動脈炎・川崎病・ANCA関連血管炎・バージャー病など。
けっかんかくちょうせい‐にくがしゅ【血管拡張性肉芽腫】
《医学では肉芽腫は「にくげしゅ」という》毛細血管の増殖によって生じる良性の腫瘍。直径数ミリから1センチの赤く柔らかなしこりで、触れると出血しやすい。小さな傷が原因となって発症し、顔面・手指などに...
けっかん‐けい【血管系】
脊椎動物で、心臓から拍出される血液が循環する通路となる管系。リンパ管系と合わせて循環系を構成する。無脊椎動物では血液・リンパの区別がなく、循環系と同義。動物の種類により開放血管系と閉鎖血管系とがある。
けっかん‐しゅ【血管腫】
血管組織からできる良性腫瘍(しゅよう)。普通は毛細血管の集合したもの。赤あざ。