かい【甲斐/詮/効】
1 行動の結果として現れるしるし。努力した効果。「我慢した—があった」 2 期待できるだけの値うち。「生きている—がない」→がい(甲斐)
せん【詮】
1 なすべき手段、方法。せんかた。「泣くより外に—がなかったのだろう」〈左千夫・野菊の墓〉 2 効果。価値。かい。ききめ。「後悔しても—のないことだ」 3 煎じつめたところ。結局。「申し受くると...
せん【詮】
[常用漢字] [音]セン(呉)(漢) [訓]かい 物事の道理をつき詰める。「詮議・詮索/所詮」 [名のり]あき・あきら・さと・さとし・とし・とも・のり
せん‐かた【為ん方/詮方】
なすべき方法。てだて。しかた。「—尽きる」 [補説]「詮」は当て字。
せんかた‐な・い【為ん方無い/詮方無い】
[形][文]せんかたな・し[ク] 1 なすべき方法が見つからない。どうしようもない。「—・くあきらめる」「悔やんでも—・いことだ」 2 やりきれない。また、たまらなく悲しい。「御ありさま見奉るに...