いく【郁】
[人名用漢字] [音]イク(呉)(漢) 1 香りがいい。かぐわしい。「馥郁(ふくいく)」 2 文化が盛んなさま。「郁郁」 [名のり]あや・か・かおる・たかし・ふみ [難読]郁子(むべ)
いく‐いく【郁郁】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 文物の盛んなさま。「其(その)文や—、其声や洋々」〈雪嶺・真善美日本人〉 2 香気の盛んなさま。「—青々」
いく‐ぶん【郁文】
《「論語」八佾(はちいつ)の「郁郁乎として文なるかな」から》文化の盛んなこと。
いくほう‐もん【郁芳門】
平安京大内裏外郭十二門の一。東面の南端にあった。大炊御門(おおいみかど)。
うべ【郁子】
アケビ科の植物ムベの別名。