あおう‐こうみょうじ【粟生光明寺】
京都府長岡京市粟生にある西山派浄土宗の本山。山号は報国山、院号は念仏三昧院。建久9年(1198)、法然を請(しょう)じて開山とし、熊谷直実(くまがいなおざね)が創建。法然の廟所(びょうしょ)。光明寺。
いん【院】
[音]イン(ヰン)(慣) [学習漢字]3年 1 役所・学校など、公共性のある施設・機関。「院長・院内/医院・開院・学院・議院・貴族院・寺院・修道院・上院・僧院・登院・病院・衆議院・大学院・養老院...
いん‐でん【院殿】
武家時代、将軍や大名の戒名に付けた尊号。院号の下に「殿」の字を加えたもの。現在も社会的地位の高かった人に用いる。
えいふく‐じ【叡福寺】
大阪府南河内郡太子町にある、単立宗教法人の太子宗の寺。もと高野山真言宗。山号は磯長(しなが)山。院号は聖霊院。聖徳太子の墓所に、追福のため聖武天皇の勅願で神亀元年(724)創建。八尾市の勝軍寺を...
かくおん‐じ【覚園寺】
神奈川県鎌倉市二階堂町にある真言宗泉涌寺(せんにゅうじ)派の寺。山号は鷲峰(じゅぶ)山。院号は真言院。建保6年(1218)北条義時建立の大倉薬師堂を永仁4年(1296)北条貞時が元寇退散祈願のた...
こうか‐もんいん【皇嘉門院】
[1121〜1182]崇徳天皇の中宮。名は聖子(せいし)。父は関白藤原忠通。久安6年(1150)院号宣下。保元の乱後、出家した。
しちじょう‐いん【七条院】
[1157〜1228]高倉天皇の後宮、藤原殖子の院号。後鳥羽天皇の母。
しょうめい‐もんいん【承明門院】
[1171〜1257]後鳥羽天皇の後宮源在子(みなもとのざいし)の院号。土御門(つちみかど)天皇の母。母高倉範子(はんし)は離婚後土御門通親に再嫁、在子も通親に養われ、のち、通親は外戚として権勢...
じょうとう‐もんいん【上東門院】
[988〜1074]一条天皇の中宮藤原彰子(ふじわらのしょうし)の院号。藤原道長の娘。後一条・後朱雀天皇の母。紫式部・和泉式部ら多くの才媛(さいえん)が仕えた。
たいけん‐もんいん【待賢門院】
[1101〜1145]鳥羽天皇の皇后、藤原璋子(ふじわらのしょうし)の院号。父は藤原公実。元永元年(1118)皇后となり、崇徳・後白河両天皇を産んだ。