あい‐がかり【相懸(か)り】
1 将棋の序盤で、両方とも同じ駒の陣形を作って攻め合うこと。 2 敵味方が同時に攻めかかること。「東西より—に懸かって」〈太平記・三一〉
あいだ‐ちょういち【相田暢一】
[1921〜2012]北海道の生まれ。昭和18年(1943)早稲田大学在学中に、学徒出陣を控えた選手による早慶戦の開催に尽力。戦後は日本学生野球協会や全日本大学野球連盟の理事などを歴任、野球界の...
あかし‐ちぢみ【明石縮】
縮の絹織物。縦に生糸、横に右縒(よ)りの強い練り糸を用いた、女性の夏の高級着尺(きじゃく)地。寛文年間(1661〜1673)堀次郎将俊(まさとし)(明石次郎)が明石で始めたという。現在は、京都西...
あげ‐がい【揚貝】
戦場の本陣で、軍勢引き揚げの合図として吹かれる法螺貝(ほらがい)。
あさ‐がけ【朝駆け/朝駈け】
[名](スル) 1 朝早く馬を走らせること。 2 朝早く不意に敵陣を襲うこと。⇔夜討ち。 3 新聞記者などが、朝早く予告なしに取材先に出向くこと。「夜討ち—の取材」 4 物事の容易なことのたとえ...
敢えない
あえない最期を遂げるdie a miserable death彼は初陣であえない最期を遂げたHe was killed in his very first battle.あえない人生a tran...
朝駆け
1〔朝早く馬に乗って走ること〕朝駆けに出るgo for an early-morning ride2〔朝早く敵陣を攻めること〕敵に朝駆けをかけるmake a surprise attack on...
一陣
1〔風の一吹き〕一陣の風a gust of wind2〔先陣〕第一陣が出発したThe first group [party] set out.
一行
party;group;delegation《代表団》;entourage《側近、随行陣》
初陣
I〔初の戦闘〕one's first campaign [battle](▼campaignは一連の戦い,battleは個々の戦い)初陣に出るgo on one's first campaign...
じん【陣】
[共通する意味] ★軍隊が敵に対する攻撃、守備の態勢をとって、しばらく駐屯する所。[英] a position[使い方]〔陣地〕▽敵の陣地を攻撃する▽陣地をしく〔陣〕▽陣を張る▽敵の陣を突く▽背...
じんえい【陣営】
[共通する意味] ★軍隊が敵に対する攻撃、守備の態勢をとって、しばらく駐屯する所。[英] a position[使い方]〔陣地〕▽敵の陣地を攻撃する▽陣地をしく〔陣〕▽陣を張る▽敵の陣を突く▽背...
じんや【陣屋】
[共通する意味] ★軍隊が敵に対する攻撃、守備の態勢をとって、しばらく駐屯する所。[英] a position[使い方]〔陣地〕▽敵の陣地を攻撃する▽陣地をしく〔陣〕▽陣を張る▽敵の陣を突く▽背...
じんしょ【陣所】
[共通する意味] ★軍隊が敵に対する攻撃、守備の態勢をとって、しばらく駐屯する所。[英] a position[使い方]〔陣地〕▽敵の陣地を攻撃する▽陣地をしく〔陣〕▽陣を張る▽敵の陣を突く▽背...
ぐんじん【軍陣】
[共通する意味] ★軍隊が敵に対する攻撃、守備の態勢をとって、しばらく駐屯する所。[英] a position[使い方]〔陣地〕▽敵の陣地を攻撃する▽陣地をしく〔陣〕▽陣を張る▽敵の陣を突く▽背...
きこどうどう【旗鼓堂堂】
軍隊が整然として勢いや威厳のあるさま。転じて、一般に隊列をなして行進するさまなどの形容にも用いる。また、文筆の勢いの盛んな形容。▽「旗鼓」は軍旗と太鼓。転じて、軍隊。「堂堂」は陣容などが整って盛んなさま。また、威厳のあるさま。
こうしらんしょう【嚆矢濫觴】
物事の始まり・起こり。▽「嚆矢」はかぶら矢の意。転じて、物事の始まり。昔、戦いを始めるときに、かぶら矢を敵の陣に射かけたことからいう。「嚆」は高鳴る、矢が鳴る意。「濫觴」は川の源の意。転じて、物事の初め。大きな川もその始まりは觴さかずきに溢あふれるほどのわずかな流れであることからいう。「濫」は溢れる意。「觴」はさかずき。「嚆矢」「濫觴」とも同じ意で、これを重ねて意味を強めた語。
じょうざんのだせい【常山蛇勢】
統一がとれていて、欠陥やすきがまったくないこと。どこをとっても整然として、うまく組み立てられている文章や態勢のこと。また、先陣・後陣と右陣・左陣のどれもが互いに呼応して戦う陣法のこと。
せいせいどうどう【正正堂堂】
態度や手段が正しくて立派なさま。▽「正正」は軍旗が正しく整うさま。「堂堂」は陣構えの勢いが盛んなさま。「正正の旗、堂堂の陣」の略。
はいすいのじん【背水之陣】
切羽詰まっていて、もう一歩も後にはひけないぎりぎりの状況。また、そうした状況に身を置いて、必死に物事に取り組むこと。川を背にしたところに陣を敷き、退却できないようにして必死に戦う意から。▽「背水」は川を背にすること。
あけち‐ひでみつ【明智秀満】
[1537〜1582]安土桃山時代の武将。明智光秀の女婿とも従弟ともいわれる。別名、左馬助(さまのすけ)光春。光秀の先陣として本能寺を攻めたが、のち安土で敗れ、坂本城に逃れて自害。
きむら‐しげなり【木村重成】
[?〜1615]近世初期の武将。長門守(ながとのかみ)。豊臣秀頼に仕え、大坂冬の陣で奮戦。和議の使者として、見事な進退を見せたという。大坂夏の陣で戦死。 塚原渋柿園の歴史小説。明治40年(1...
さいとう‐さかえ【斎藤栄】
[1933〜2024]小説家。東京の生まれ。本姓、斉藤。昭和41年(1966)「殺人の棋譜」で江戸川乱歩賞を受賞。本格推理小説や社会派推理小説など、数多くの作品を手がけた。作「奥の細道殺人事件」...
さくらま‐きゅうせん【桜間弓川】
[1889〜1957]能楽師。シテ方金春流。東京の生まれ。左陣の次男。前名、金太郎。古雅・繊細な芸風で知られる。
さなだ‐ゆきむら【真田幸村】
[1567〜1615]安土桃山時代の武将。信濃の人。昌幸の次男。本名は信繁。関ヶ原の戦いで西軍に属し、父とともに徳川秀忠の西上を阻止。西軍敗北後、東軍に与した兄信之の取りなしで死罪を免れ、高野山...