いん‐ぺい【隠蔽】
[名](スル)人の所在、事の真相などを故意に覆い隠すこと。「証拠を—する」「—工作」
いんぺい‐しゅ【隠蔽種】
本来は別種であるが、外見上の区別がつかず、同一種として扱われていた種。遺伝子の塩基配列などを調べる分子系統学的な手法で、別種の存在が明らかになることが多い。
いんぺい‐しょく【隠蔽色】
動物の体色で、周囲の色彩の中に埋没してしまい、他の動物から気づかれにくい効果をもつと考えられるもの。ヒョウ・トラの斑紋など。→保護色
いんぺいてき‐ぎたい【隠蔽的擬態】
動物の擬態の一。尺取り虫が小枝に似せる例のように、目立たない色や行動をして捕食者の攻撃を回避する擬態。隠蔽擬態。ミメーシス。