あき‐さ・ぶ【秋さぶ】
[動バ上二]めっきり秋らしくなる。秋めく。《季 秋》「夕日さす外山の梢—・びて麓の小田も色づきにけり」〈風雅・秋中〉
あけ‐のこ・る【明け残る】
[動ラ四]夜が明けても、月や星が空に残っている。「—・る星の数ぞ消えゆく」〈風雅・雑中〉
あさ‐だ・つ【朝立つ】
[動タ四]朝早く旅立つ。「旅衣—・つ人はたゆむなり霧に曇れる明け暮れの空」〈風雅・旅〉
あざ・る【戯る】
[動ラ下二] 1 たわむれる。乱れ騒ぐ。ふざける。「酔ひあきて、いとあやしく、潮海のほとりにて、—・れあへり」〈土佐〉 2 (多く助動詞「たり」を伴って)打ち解ける。くだけた態度である。「寄り...
あだあだ・し【徒徒し】
[形シク] 1 誠実でない。無責任だ。「人の、ふみを—・しく散らすと聞きて」〈風雅・恋三・詞書〉 2 浮気だ。好色がましい。「たはぶれに—・しき御心なし」〈栄花・さまざまの喜び〉 3 内容が空虚...
洒落た
1〔いきな〕smart;〔流行の〕stylish;〔風雅な〕tastefulしゃれた家a chic [stylish] houseしゃれた帽子a fashionable [stylish] ha...
風雅
風雅な 〔優雅な〕elegant;〔洗練された〕refined;〔趣のある〕tasteful風雅な人a person of taste風雅を解さない人one who doesn't apprec...
ふうがな【風雅な】
〔優雅な〕elegant;〔洗練された〕refined;〔趣のある〕tasteful風雅な人a person of taste風雅を解さない人one who doesn't appreciat...
雅
⇒ゆうが(優雅),ふうが(風雅)
雅やか
⇒ゆうが(優雅),ふうが(風雅)雅やかな笛の音the elegant sound of a flute
ふうりゅう【風流】
[共通する意味] ★上品で優美なおもむきのあるさま。[英] elegance[使い方]〔風流〕(名・形動)▽風流な庭▽風流を解す〔風雅〕(名・形動)▽風雅な茶室▽風雅を解する[使い分け]【1】「...
ふうが【風雅】
[共通する意味] ★上品で優美なおもむきのあるさま。[英] elegance[使い方]〔風流〕(名・形動)▽風流な庭▽風流を解す〔風雅〕(名・形動)▽風雅な茶室▽風雅を解する[使い分け]【1】「...
すいじん【粋人】
[共通する意味] ★風流、風雅を好む人。[英] a man of taste[使い方]〔粋人〕▽いかにも粋人らしい酒席の趣向▽粋人ぶる〔風流人〕▽超俗の風流人▽詩歌を好む風流人[使い分け]【1】...
しこな【四股名】
[共通する意味] ★文筆、芸能などで名のる、本名以外の名前。[英] a pen name[使い方]〔筆名〕▽筆名で評論を発表する〔ペンネーム〕▽二通りのペンネームを使い分ける〔雅号〕▽風雅な雅号...
ペンネーム
[共通する意味] ★文筆、芸能などで名のる、本名以外の名前。[英] a pen name[使い方]〔筆名〕▽筆名で評論を発表する〔ペンネーム〕▽二通りのペンネームを使い分ける〔雅号〕▽風雅な雅号...
かちょうふうげつ【花鳥風月】
自然の美しい景色。また、自然の風物を題材とした詩歌や絵画などをたしなむ風流にもいう。
がぞくせっちゅう【雅俗折衷】
風雅なものと卑俗なものを交ぜ用いること。また、文語体と口語体を適宜交ぜた文。小説などで、地の文は上品で優美な雅文、文語体を用い、会話文は口語体を用いるいわゆる雅俗折衷文のこと。▽明治時代初・中期に発達した。先駆けとして井原西鶴いはらさいかくなどがあり、坪内逍遥つぼうちしょうようなどが提唱した。
きょくすいりゅうしょう【曲水流觴】
屈曲した小川の流れに杯を浮かべ、それが自分の前を流れ過ぎてしまわないうちに詩歌を作り、杯の酒を飲むという風雅な遊び。もと陰暦三月三日(また、上巳じょうしの日)に行われた風習。▽「曲水」は曲折した小川の流れ。「觴」は杯の意。中国晋しん代、王羲之おうぎしが、会稽かいけいの蘭亭らんていで文人を集めて催したものが有名。「流觴曲水りゅうしょうきょくすい」ともいう。
せいふうめいげつ【清風明月】
明るい月夜の静かで清らかな様子。明月と清らかな風の中の静かですがすがしいたたずまいの形容。また、風雅な遊びのこと。▽「清風」はさわやかですがすがしい風、「明月」は明るく澄みきった月の意。
せつげつふうか【雪月風花】
四季折々の自然の美しい景色のこと。また、それを見ながら、詩や歌を作ったりする風流なさまのこと。「風花雪月ふうかせつげつ」ともいう。