けんけんがくがく【喧喧諤諤】
いろいろな人がさまざまな意見を言って、まとまりがつかず、ただ、がやがやとやかましいこと。
けんけんごうごう【喧喧囂囂】
多くの人が口やかましく騒ぐさま。また、やかましく騒ぎ立てて収拾がつかないさま。▽「喧喧」「囂囂」はともに、やかましいさま。騒がしいさま。
けんけんしせい【見賢思斉】
賢人を見ては自分もそのような人になりたいと思うこと。▽「斉」は等しいこと。一般に「賢けんを見みては斉ひとしからんことを思おもう」と訓読を用いる。
けんけんひきゅう【蹇蹇匪躬】
自分のことは後回しにして苦労を重ね、主人に尽くすこと。▽「蹇蹇」は忠義を尽くすさま。また、非常な困難を身を苦しめて救うさま。「匪」は非に同じ。「躬」はわが身。「匪躬」は自分のために非常な苦労をするのではない意。
けんけんふくよう【拳拳服膺】
人の教えや言葉などを、心にしっかりと留めて決して忘れないこと。両手で物を大切に捧ささげ持って胸につける意から。▽「拳拳」は両手でうやうやしく捧げ持つ形容。「服膺」は胸にくっつけることから、よく心に留めること。「服」はつける意。「膺」は胸の意。