うい‐ろう【外郎】
《「うい(外)」は唐音》 1 江戸時代、小田原名産の去痰(きょたん)の丸薬。元(げん)の礼部(れいほう)員外郎(いんがいろう)陳宗敬が日本に帰化し、博多で創製。その子孫が京都西洞院(にしのとうい...
ういろう‐うり【外郎売り】
外郎1を売り歩く商人。 歌舞伎十八番の一。享保3年(1718)江戸森田座の「若緑勢曽我(わかみどりいきおいそが)」で2世市川団十郎が初演。外郎売りが妙薬の由来や効能を雄弁に述べるもので、のち...
ういろう‐まめ【外郎豆】
タンキリマメの別名。
うわ‐ひ【上翳/外障眼】
ひとみの上に曇りができて物が見えなくなる眼病。→底翳(そこひ)
がい【外】
[音]ガイ(グヮイ)(漢) ゲ(呉) ウイ(唐) [訓]そと ほか はずす はずれる [学習漢字]2年 〈ガイ〉 1 物の表側。表面。「外観・外見・外面・外柔内剛・外用薬」 2 ある範囲から離...
かいこくのこくせき【外国の国籍】
foreign nationality
がいあつ【外圧】
external pressure;〔外国の圧力〕pressure from abroad外圧に耐えるwithstand foreign pressure
がいいん【外因】
an external cause外因的な exogenous外因性の心臓病an exogenous heart disease外因性の疾患「an illness [《米》 a sickness...
がいうちゅう【外宇宙[アウタースペース]】
outer space
がいうちゅう【外宇宙】
outer space[意味]大気圏外の空間;[同義語]アウタースペース
がいかく【外角】
[共通する意味] ★野球で、ホームプレートの打者から遠い側。[英] the outside (corner)[使い分け] 「アウトコース」は、和製英語。[反対語] ▼外角⇔内角 アウトコース⇔イ...
がいきん【外勤】
[共通する意味] ★働く場所による勤務の形態。[使い方]〔内勤〕スル▽内勤の看護婦▽内勤を希望する〔外勤〕スル▽外勤のセールスマン▽内勤から外勤に転ずる〔出向〕スル▽子会社に出向になる▽取引先に...
がいけん【外見】
[共通する意味] ★外から見たときの人、物の様子。[英] outward appearance[使い方]〔外見〕▽外見を飾る▽外見をよく見せる▽人を外見で判断してはいけない〔見かけ〕▽人を見かけ...
がいこく【外国】
[共通する意味] ★自分の国以外のよその国。[英] a foreign country[使い方]〔外国〕▽原料を外国から輸入する▽外国語〔海外〕▽企業が海外に進出する▽海外勤務〔異国〕▽異国の地...
がいこくじん【外国人】
[共通する意味] ★他の国の人。他の国家や民族に属する人。[使い方]〔外国人〕▽外国人との交流をはかる▽外国人の観光客▽外国人の入国が許される〔外人〕▽外人相手の土産物店▽外人タレント▽外人部隊...
がいこうじれい【外交辞令】
外交上、社交上用いられる儀礼的で形式的なことばのこと。転じて、口先だけのお世辞、お愛想の意。
がいこうないしつ【外巧内嫉】
表面上は巧みにとりつくろっているが、内心ではねたんでいること。▽「外巧」は外面上美しく巧みに飾り立てていること。「嫉」はねたむ意。
がいじゅうないごう【外柔内剛】
外見は穏やかでやさしそうだが、心の中は何事にも左右されない強い意志をもっていること。外見は弱々しく見えるが、案外気の強いことにもいう。▽「柔」は穏やかなこと。おとなしいこと。「剛」は意志などが強いこと。「内剛外柔ないごうがいじゅう」ともいう。
げだいがくもん【外題学問】
うわべだけの学問をあざけっていう語。書物の書名だけは知っているが、その内容はよく知らないえせ学問のこと。▽「外題」は書物の表紙にはった紙に書かれた題名。
とのおか‐もじゅうろう【外岡茂十郎】
[1898〜1986]法学者・野球指導者。静岡の生まれ。民法研究のかたわら、昭和17年(1942)から22年間早大野球部長。ほかに六大学野球連盟理事長を務め、戦時下および戦後の学生野球の維持、復...
とのむら‐あきら【外村彰】
[1942〜2012]物理学者。兵庫の生まれ。ホログラフィー電子顕微鏡を開発、アハラノフボーム効果の確認実験に成功した。平成14年(2002)文化功労者。
とやま‐かめたろう【外山亀太郎】
[1867〜1918]動物学者・遺伝学者。神奈川の生まれ。蚕の遺伝を研究し、メンデルの法則が昆虫でも成り立つことを証明した。また、蚕の一代雑種を発明し養蚕業発展に貢献。
とやま‐しげひこ【外山滋比古】
[1923〜2020]英文学者・評論家。愛知の生まれ。専門の英文学のほか、日本語論など幅広い分野で活躍。著書「思考の整理学」はロングセラーとなった。
とやま‐まさかず【外山正一】
[1848〜1900]教育家・詩人。江戸の生まれ。号、ゝ山(ちゅざん)。英米に留学。東大総長・文部大臣などを歴任。学制の整備、育英事業に貢献。また、共著「新体詩抄」を刊行し、日本の近代詩の先駆を...