おおば‐こ【大葉子/車前草】
オオバコ科の多年草。道端などの踏み固められた所に生える。葉は楕円形で長い柄があり、根際から出る。春から秋、10〜20センチの花茎を伸ばし、多数の小花を穂状につける。漢方では種子を車前子(しゃぜん...
おんば‐こ【車前草】
「おおばこ」の音変化。
くらもち‐の‐みこ【車持皇子】
竹取物語中の人物。かぐや姫に求婚する貴公子五人のうちの一人で、蓬莱(ほうらい)の玉の枝を姫から求められ、偽造する。
くるま【車】
1 軸を中心にして回転する仕組みの輪。車輪。 2 車輪を回転させて進むようにしたものの総称。自動車・自転車・荷車など。特に、現在では自動車を、明治・大正時代では人力車を、中古・中世では牛車(ぎっ...
くるま‐あらそい【車争ひ】
平安時代、賀茂の祭見物などで、牛車(ぎっしゃ)を止める場所をめぐって、従者たちが争うこと。落窪物語・源氏物語などに描かれている。
くるま【車】
[共通する意味] ★車輪を回して動かし、人を乗せたり荷物を運んだりするもの。[英] a car[使い方]〔車〕▽車の往来の激しい通り▽車を拾う▽車の運転を習う〔乗り物〕▽乗り物に酔う[使い分け]...
くるまざ【車座】
[共通する意味] ★話し合いなどをするために、複数で席に着くときの着き方の名称。[英] to sit opposite[使い方]〔対座〕スル▽客と座卓をはさんで、対座する▽対座式のシート〔円座〕...
くるまだい【車代】
[共通する意味] ★乗り物で移動するときにかかる費用。[英] traffic expenses[使い方]〔交通費〕▽郊外に住んでいるので交通費がかさむ▽交通費全額支給〔足代〕▽こんな安い時給では...
くるま‐ぜんしち【車善七】
江戸時代、江戸浅草で、代々、非人頭を勤めた者の称。
くるまたに‐ちょうきつ【車谷長吉】
[1945〜2015]小説家。兵庫の生まれ。本名、車谷嘉彦(しゃたによしひこ)。放浪生活の経験や煩悩から逃れられない生の苦しみを描いた私小説が評価され、「赤目四十八滝(あかめしじゅうやたき)心中...
しゃ‐いん【車胤】
中国、東晋の政治家。南平(湖北省)の人。字(あざな)は武子。家が貧しかったため油を買えず、蛍を集めてその光で読書したという。孫康とともに「蛍雪」の故事で知られる。生没年未詳。
しゃのく【車匿】
《(梵)Chandakaの音写》前5世紀ごろのインドの僧。釈迦(しゃか)が王城を後にして出家したとき、その馬を引いたという。釈迦の没後、阿難について修行し、阿羅漢となったといわれる。