あく【悪〔惡〕】
[音]アク(呉)(漢) オ(ヲ)(漢) [訓]わるい あし にくむ [学習漢字]3年 〈アク〉 1 正しくない。わるいこと。「悪意・悪質/改悪・害悪・旧悪・凶悪・極悪・最悪・罪悪・邪悪・醜悪」...
あく【幄】
[音]アク(呉)(漢) [訓]とばり 上からかぶせる幕。テント。「幄舎/帷幄(いあく)」
あく【握】
[常用漢字] [音]アク(呉)(漢) [訓]にぎる 1 にぎる。「握手・握力/一握」 2 しっかり自分のものにする。「掌握・把握」 [名のり]もち
あく【渥】
[人名用漢字] [音]アク(呉)(漢) 手厚い。ねんごろ。「優渥」 [名のり]あつ・あつし・ひく [難読]渥美(あつみ)
あく【灰汁】
1 植物を焼いた灰を水に浸して得る上澄み液。アルカリ性を示し、古来、洗剤・漂白剤として、また染色などに用いる。 2 山菜や野草などに含まれる、渋み・えぐみなどのもとになる成分。「ウドの—を抜く」...
あく【悪】
(an) evil; wickedness;〔悪徳〕(a) vice悪に染まる《文》 be steeped in vice悪に陥る[ふける]「fall into [be given to] ev...
あく【明く】
眠くてなかなか目が明かないI'm so sleepy that I can't keep my eyes open.背中が大きく明いたドレスa dress with a low-cut back
あく【▲灰▲汁】
I〔木炭を漉こしたアルカリ液〕lye;〔野菜の〕a sharp [an acrid, a bitter] taste; an alkaline flavor;〔肉などの〕scum肉汁のあくをすく...
あく【空く】
I1〔空間ができる〕机と机の間が空いているThere is some room [space] between the desks.二軒の家の間がだいぶ空いているThere is a consi...
あく【開く】
⇒ひらく(開く)戸が開かないThe door will not open.開いた窓an open window店は10時に開くThe store opens at ten.幕は午後7時に開きます...
あく【悪】
[共通する意味] ★たちの悪い人。悪事を働く人。悪い奴(やつ)。[英] a bad man; an evildoer[使い方]〔悪人〕▽国家を売った悪人▽悪人呼ばわりされる〔悪者〕▽悪者を懲らし...
あく
[共通する意味] ★物と物との間に空間ができる。[英] to be empty; vacant《形》[使い方]〔すく〕(カ五)▽歯と歯の間がすく▽戸と柱の間が少しすいている▽枝がすいている〔あく...
あく【開く】
[共通する意味] ★閉じていたものに、すきま、ゆるみ、さらに大きな開放部分ができる。閉じていない状態になる。また、そのような状態にする。[英] to open[使い方]〔開く〕(あく)(カ五)▽...
あくい【悪意】
[共通する意味] ★良くないことをしようとする心。[英] malice[使い分け]【1】「悪意」「悪気」は、人に害を与えようとしたり、だまそうとしたりする気持ちをいう。【2】「意趣」は、自分をひ...
あくぎょう【悪行】
[共通する意味] ★人の道や法にはずれた行い。[使い方]〔悪事〕▽悪事に荷担する▽悪事を働く▽悪事千里を行く〔凶行〕▽かっとなって凶行に走った▽凶行に及ぶ〔悪行〕▽悪行の限りを尽くす▽悪行を重ね...
あくいあくしょく【悪衣悪食】
質素で粗末な着物や食べ物。▽「悪衣」は粗末な着物。「悪食」は「あくじき」とも読むが、この場合は、粗末な食事という意味のほかに、人がふつう口にしないものを食べる、いわゆるいかもの食いの意味がある。
あくいんあっか【悪因悪果】
悪い行為には、必ず悪い結果や報いがあること。▽「悪因」は悪い結果をまねく原因。「悪果」は悪い報いや結果。人の行いの善悪に応じて、その報いが現れる(因果応報いんがおうほう)の悪いほうで、もと仏教の語。
あくぎゃくひどう【悪逆非道】
⇒ あくぎゃくむどう(悪逆無道)
あくぎゃくむどう【悪逆無道】
人の道にはずれた、はなはだしい悪事。▽「悪逆」を強めるために「無道」を添えた語。「悪逆」は道理にそむいた著しく悪い行い。「無道」は道理にはずれているさま。「無道」は「ぶとう」「ぶどう」とも読む。
あくじせんり【悪事千里】
悪い行為や評判は、またたくまに世間に知れ渡ること。▽一般には「悪事千里を行く」「悪事千里を走る」と用いる。
あく‐さふ【悪左府】
藤原頼長(ふじわらのよりなが)の異称。
アクサーコフ【Sergey Timofeevich Aksakov】
[1791〜1859]ロシアの小説家。貴族の出身。故郷の自然や人々の暮らしを徹底した写実により描いた。作「家族の歴史」「孫バグローフの幼年時代」など。
あく‐しちびょうえ【悪七兵衛】
平景清(たいらのかげきよ)の異称。
アクショーノフ【Vasiliy Pavlovich Aksyonov】
[1932〜2009]ロシアの小説家。ソ連時代に長編「星の切符」などで反逆的な若者を大胆に描き、1960年代の青春文学の旗手となった。1980年には米国に移住。他に「月への道半ば」「モスクワ物語...
あくたがわ‐やすし【芥川也寸志】
[1925〜1989]作曲家。東京の生まれ。竜之介の子。東京音楽学校卒。橋本国彦らに師事し、多彩な作品を発表。昭和28年(1953)、団伊玖磨、黛敏郎と「三人の会」を結成。代表作に「交響三章」「...