くに【国/邦】
1 国家。また、その占めている地域。国土。「—の財政」「海の彼方の—」 2 地方。地域。「北の—」 3 古代から近世までの行政区画の一。大化の改新によって定められ、明治維新まで続いた。「駿河の—...
くに【訓】
《「くん(訓)」の「ん」を「に」で表記したもの》「くん(訓)」に同じ。「一度(ひとたび)は—、一度は声に読ませ給ひて」〈宇津保・蔵開中〉
く‐に【垢膩】
あかとあぶら。「後に負へる袋には、—の垢付ける衣あり」〈謡・卒都婆小町〉
くに‐あらそい【国争い】
1 一国の土地や政権をめぐって争うこと。「源平の—、今日をかぎりとぞ見えたりける」〈平家・一一〉 2 国と国との争い。「父一官の生国は大明(だいみん)韃靼(だったん)、鴫(しぎ)蛤(はまぐり)の...
く‐に‐いち【九二一】
初期の鉄砲に用いた火薬。煙硝9匁(もんめ)、灰2匁、硫黄1匁の割合で配合した。
くに【国】
1〔国土〕a country; a land遠い国a far-off land [country]おとぎの国(a) fairyland夢の国「the realm [a land] of drea...
くにがしえんするらくのう【国が支援する酪農】
state-backed dairy farming
くにがら【国柄】
〔国の特色〕national characterそのことにも日本の国柄がうかがえるThat, too, reveals the national character of Japan.お国柄の違...
くにく【×狗肉】
羊頭をかかげて狗肉を売るuse a better name to sell inferior goods/((諺)) Cry wine and sell vinegar.
くにく【苦肉】
苦肉の策a desperate measure/one's last resort
くに【国】
[共通する意味] ★一定の領土とそこに住む人民からなり、主権による統治組織をもつ集団。[英] a country; a nation[使い方]〔国〕▽国連には多くの国が加盟している▽その事業には...
くに【国】
[共通する意味] ★生まれ育った土地。[英] one's hometown[使い方]〔故郷〕▽故郷を出てから十年になる▽故郷の山河▽故郷に帰る〔郷里〕▽父の郷里は北海道だ▽郷里には母がいる〔ふる...
くになまり【国訛】
[共通する意味] ★共通語、標準語とは異なる発音やアクセント。[英] an accent[使い方]〔訛〕▽京都なまりで話す〔訛音〕▽訛音がまじる〔国訛〕▽お国なまりが出る[使い分け]【1】「訛り...
くにぶり【国ぶり】
[共通する意味] ★その国、その地方独特の風俗、習慣、風習。[英] national customs and manners[使い方]〔国風〕▽アジアと西欧とでは国風が大きく違う▽国風文化〔国ぶ...
くにもと【国もと】
[共通する意味] ★生まれ育った土地。[英] one's hometown[使い方]〔故郷〕▽故郷を出てから十年になる▽故郷の山河▽故郷に帰る〔郷里〕▽父の郷里は北海道だ▽郷里には母がいる〔ふる...
くにかね【国包】
[1592〜1665]江戸初期の刀工。仙台の人。山城大掾(やましろのだいじょう)を受領し、後年は用恵と号した。
くにきだ‐どっぽ【国木田独歩】
[1871〜1908]詩人・小説家。千葉の生まれ。本名、哲夫。新体詩から小説に転じ、自然主義文学の先駆となる。代表作「武蔵野」「源叔父」「牛肉と馬鈴薯」「運命論者」など。
くにさだ【国貞】
江戸初期の刀工。日向(ひゅうが)の人。本名、藤原国貞。和泉守(いずみのかみ)。京都一条堀川の国広の門人。生没年未詳。 ⇒歌川国貞(うたがわくにさだ)
くにさだ‐ちゅうじ【国定忠次】
[1810〜1851]江戸末期の侠客。上野(こうずけ)の国定村の人。本名、長岡忠次郎。賭場(とば)荒らし・関所破りなどの罪で磔(はりつけ)の刑に処せられた。後世、講談・浪曲・芝居などに脚色。国...
くにしげ【国重】
南北朝時代の刀工。山城長谷部派。正宗の門人という。生没年未詳。