こ・す【越す/超す】
[動サ五(四)] 1 (越す)ある物の上を通り過ぎて一方から他方へ行く。また、難所や障害となるものを通って、その先へ行く。「塀を—・す」「難関を—・す」「峠を—・す」 2 数量・程度がある基準以...
だいじ‐な・い【大事無い】
[形][文]だいじな・し[ク]あまり心配することはない。さしつかえない。たいしたことはない。「さあ、どんな事するのや知らんが、まずうても—・い」〈鏡花・歌行灯〉
い・う【言う/云う/謂う】
[動ワ五(ハ四)] 言葉を口に出す。心に思っていること、考え・判断などを相手に伝達するために、言葉に出したり、文章に表したりする。 1 口を通して言葉として出す。「やっと片言を—・うようになっ...
和(わ)して同(どう)ぜず
《「論語」子路から》君子は人と協調するが、安易に同調したり雷同したりすることはない。主体的に人とつき合うべきであるということ。
さいのひとふり【賽の一振り】
マラルメの詩「骰子一擲(とうしいってき)」の別題。作品の縦軸となる詩句「賽の一振りは決して偶然を排することはないだろう(Un Coup de dés jamais n'abolira le ha...
遊ばせる
1〔遊ぶようにさせる〕let ((a person)) play彼女はジグソーパズルで子供を遊ばせたShe amused [entertained] the child by having hi...
一期
⇒いっしょう(一生),しょうがい(生涯)一期の別れa final farewell彼女は30歳を一期として世を去ったShe died at the age of thirty.あれは一期の不覚だ...
いちごまつだい【一期末代】
一期末代忘れることはないIt will never be forgotten./I shall never forget it.
一時
1〔しばらく〕 ⇒いちじ(一時)4一時の余裕もないI 「haven't got [don't have] a moment to spare.彼は一時も手を休めなかったHe didn't res...
侵す
1〔国を〕invade, make a raid ((into));〔国境,領域を〕violate米国は一度も他国から侵されたことはないAmerica has never been invade...
ことはない
[共通する意味] ★不必要を表わす。[使い方]〔までもない〕▽そのことについてなら、いまさら話し合うまでもありません▽夫の実家より自分の実家の方が気が楽なのは言うまでもない〔には及ばない〕▽(1...
はずがない
[共通する意味] ★強い否定を表わす。[使い方]〔わけがない〕▽朝寝坊のあなたが、朝五時に起きられるわけがない〔はずがない〕▽小さい子供が四人もいるのだから、家の中がきれいなはずがないでしょ〔べ...
ことはない
[共通する意味] ★強い否定を表わす。[使い方]〔わけがない〕▽朝寝坊のあなたが、朝五時に起きられるわけがない〔はずがない〕▽小さい子供が四人もいるのだから、家の中がきれいなはずがないでしょ〔べ...
べくもない
[共通する意味] ★強い否定を表わす。[使い方]〔わけがない〕▽朝寝坊のあなたが、朝五時に起きられるわけがない〔はずがない〕▽小さい子供が四人もいるのだから、家の中がきれいなはずがないでしょ〔べ...
どころではない
[共通する意味] ★強い否定を表わす。[使い方]〔わけがない〕▽朝寝坊のあなたが、朝五時に起きられるわけがない〔はずがない〕▽小さい子供が四人もいるのだから、家の中がきれいなはずがないでしょ〔べ...
かざんたいれい【河山帯礪】
永久に変わらない堅い誓約のたとえ。また、国が永遠に栄え安泰であるたとえ。たとえ広い黄河が帯のように細くなり、高い泰山たいざんがすりへって砥石といしのように平らになるようなことがあっても、永久に変わることはない意から。▽「河」は黄河のこと。「山」は泰山の意。「礪」は砥石の意。
さんがいむあん【三界無安】
この世は、苦労が多くて、少しも心が安まることがないということ。▽仏教語。「三界」は仏教の世界観で、衆生しゅじょうが生まれて、死に輪廻りんねする三つの領域、欲界よっかい色界しきかい無色界むしきかいのこと。「無安」は安穏さがない状態のこと。苦しみの多いこと。
しゃせきいんう【射石飲羽】
どんなに困難なことに対しても、精神を集中して一心に事にあたれば、できないことはないということ。
せいしんいっとう【精神一到】
心を集中して事にあたれば、できないことはないということ。精神を一点に集中して努力すれば、必ず成就するという意味。
せっしゅふしゃ【摂取不捨】
仏がこの世の衆生しゅじょう、生きているものすべてを見捨てず、仏の世界に救い上げること。▽「摂取」はその慈悲心で衆生を仏の世界に救うこと。「不捨」は仏がどのような生き物をも見捨ててしまうことはないということ。