つい‐に【終に/遂に/竟に】
[副] 1 長い時間ののちに、最終的にある結果に達するさま。とうとう。しまいに。「—優勝を果たした」「—完成した」「疲れ果てて—倒れた」 2 (多く、打消しの語を伴って用いる)ある状態が最後まで...
じょうけん‐はんしゃ【条件反射】
ある反射を起こさせる刺激と、それとは無関係な第2の刺激を同時に与えることを繰り返すと、ついには第2の刺激だけで初めと同じ反射を起こす現象。犬にえさとベルの音を同時に与えつづけると、ついにはベルの...
きょう【竟】
[音]キョウ(キャウ)(呉) [訓]おわる おえる ついに 1 おわる。おえる。「竟宴」 2 ついに。結局は。「究竟(きゅうきょう・くっきょう)畢竟(ひっきょう)」
あこう‐じけん【阿衡事件】
仁和3年(887)、宇多天皇が即位した際、藤原基経を関白とする勅書の中の「よろしく阿衡の任を以て、卿の任となすべし」の語について、基経が阿衡は位のみで職掌を伴わないとして政務を行わず、ついに天皇...
わらしべ‐ちょうじゃ【藁稭長者】
日本の昔話の一。1本のわらしべを、次々に高価なものと交換し、ついに長者になるという話。今昔物語集などにみえる。
愛想
1〔人当たりのよいこと〕amiability;〔お世辞〕a compliment ⇒おあいそ(お愛想)1愛想のよい〔気立てがよくやさしい〕amiable/〔好意的で気やすく話せる〕affable...
あいそをつかす【愛想を尽かす】
彼はついに妻に愛想を尽かされたHis wife finally washed her hands of him.
挙がる
1〔示される〕実例が挙がっていないので,この説明は分かりにくいAs no examples are given [mentioned], it is hard to understand thi...
飽く無き
〔満足することのない〕insatiable;〔粘り強い〕persistent飽くなき野望insatiable ambition取り調べ官の飽くなき追及についに容疑者は口を割ったAs a resu...
挙げる
1〔上の方へ伸ばす〕raise賛成の人は手を挙げてくださいThose in favor, raise your hands.後ろで「手を挙げろ」という声がした“Hands up!”said a ...
とうとう
[共通する意味] ★長い時間を要して、あるいはさまざまな事があった後に、ある最終的な結果が現れるさまを表わす語。[英] in the end[使い方]〔ついに〕(副)▽長時間歩き続けてついに頂上...
ついに
[共通する意味] ★長い時間を要して、あるいはさまざまな事があった後に、ある最終的な結果が現れるさまを表わす語。[英] in the end[使い方]〔ついに〕(副)▽長時間歩き続けてついに頂上...
らくじょう【落城】
[共通する意味] ★城などが攻め落とされること。[英] fall[使い方]〔陥落〕スル▽要塞(ようさい)が陥落する▽首都が陥落して敵の手に渡る▽彼女もついに陥落したらしい〔落城〕スル▽大軍に囲ま...
かんらく【陥落】
[共通する意味] ★城などが攻め落とされること。[英] fall[使い方]〔陥落〕スル▽要塞(ようさい)が陥落する▽首都が陥落して敵の手に渡る▽彼女もついに陥落したらしい〔落城〕スル▽大軍に囲ま...
とおりぬける【通り抜ける】
[共通する意味] ★向こう側へ出る。[英] to go through[使い方]〔通り抜ける〕(カ下一)▽公園を通り抜けると近道だ▽弾丸は壁を通り抜けた〔くぐり抜ける〕(カ下一)▽塀の破れをくぐ...
じょうしゃひっすい【盛者必衰】
この世は無常であり、勢いの盛んな者もついには衰え滅びるということ。この世が無常であることをいう。▽仏教語。「盛者」は「しょうじゃ」「しょうしゃ」とも読む。『平家物語へいけものがたり』の冒頭の「…沙羅双樹さらそうじゅの花の色、盛者必衰のことわりをあらわす」の句は有名。
にがびゃくどう【二河白道】
極楽浄土に往生したいと願う人の、入信から往生に至る道筋をたとえたもの。▽仏教語。「二河」は南の火の川と、北の水の川。火の川は怒り、水の川はむさぼる心の象徴。その間に一筋の白い道が通っているが、両側から水火が迫って危険である。しかし、後ろからも追っ手が迫っていて退けず、一心に白道を進むと、ついに浄土にたどりついたという話。煩悩にまみれた人でも、念仏一筋に努めれば、悟りの彼岸に至ることができることを説いている。
こうせん【勾践】
[?〜前465]中国、春秋時代の越の王。会稽山(かいけいざん)の戦いで呉王夫差(ふさ)に敗れたが、復讐を誓い、忠臣范蠡(はんれい)と備えること20年、ついに呉を滅ぼした。→会稽(かいけい)の恥 ...
じょうぞう【浄蔵】
「法華経」妙荘厳王本事品に説く薬王菩薩の前身。過去世において光明荘厳国の王子として生まれ、父王の邪見を哀れみ、仏道を修し神通力を得て、ついに仏道に向かわせたという。 [891〜964]平安中...
そう‐が【曹娥】
[130〜143]中国、後漢の孝女。父の曹旰(そうかん)が洪水で溺れ死んだが遺体を発見できず、17日間泣きつづけ、ついにその川に身を投げた。のち、その川は曹娥江とよばれ、廟(びょう)が建てられた。
はんがく【板額】
鎌倉時代の勇婦。城資盛(じょうすけもり)のおば。建仁元年(1201)資盛が源頼家に抗し越後で挙兵した時、陣頭に立って奮戦したがついに捕らえられた。のちに浅利義遠(よしとお)の妻。生没年未詳。