と‐や【鳥屋/塒】
1 鳥を飼っておく小屋。鳥小屋。 2 ツグミなどの小鳥狩りの際、わなを仕掛けて待つために山中や谷間に設けた小屋。 3 タカの羽が夏の末ごろから抜けて、冬までに生えかわること。その時機に、1にこも...
と‐や
[連語]《格助詞「と」+係助詞「や」》 1 文中用法。「と」の受ける内容に対する疑問を表す。…と…か。「白たへの藤江の浦にいざりする海人(あま)—見らむ旅行く我を」〈万・三六〇七〉 2 文末用法...
とや‐かく
[副]なんのかのと。あれこれと。「—言われる筋合いはない」 [補説]「兎や角」とも当てて書く。
とや‐かくや
[副]なにやかやと。あれやこれやと。「—とおぼし扱ひきこえさせ給へる」〈源・葵〉
とや‐がえ・る【鳥屋返る】
[動ラ四]夏の末ごろ、鳥屋にいるタカの羽が抜け替わる。「—・りわが手ならししはし鷹の来ると聞こゆる鈴虫の声」〈後拾遺・秋上〉
とや【▲鳥屋×塒】
1〔鳥小屋〕a hencoop; a henhouse2〔羽が抜け替わること〕 ((be in)) molt,《英》 moult3〔舞台の裏部屋〕a room behind the hanami...
とやかく【×兎や角】
世間では彼のことをとやかく言っているPeople are saying 「all kinds of things [this and that] about him.とやかく言いたい人には言わせ...
-とやら
留守中に佐藤さんとやらいう人から電話があったWhile you were out, 「a Mr. Sato [somebody named Sato] called.大田さんとやら,どうぞこちら...
とやま‐かめたろう【外山亀太郎】
[1867〜1918]動物学者・遺伝学者。神奈川の生まれ。蚕の遺伝を研究し、メンデルの法則が昆虫でも成り立つことを証明した。また、蚕の一代雑種を発明し養蚕業発展に貢献。
とやま‐しげひこ【外山滋比古】
[1923〜2020]英文学者・評論家。愛知の生まれ。専門の英文学のほか、日本語論など幅広い分野で活躍。著書「思考の整理学」はロングセラーとなった。
とやま‐まさかず【外山正一】
[1848〜1900]教育家・詩人。江戸の生まれ。号、ゝ山(ちゅざん)。英米に留学。東大総長・文部大臣などを歴任。学制の整備、育英事業に貢献。また、共著「新体詩抄」を刊行し、日本の近代詩の先駆を...