きさぶろういちだい【貴三郎一代】
有馬頼義の小説。昭和39年(1964)刊。昭和40年(1965)、増村保造監督により「兵隊やくざ」のタイトルで映画化。のちに映画のヒットを受け小説も改題して「兵隊やくざ」とした。
やあ‐さん
《多く「ヤーさん」と書く》やくざのこと。やくざなどをさす語「やあ」に、おどけて接尾語の「さん」をつけたもの。
あい‐さつ【挨拶】
[名](スル)《「挨」は押す、「拶」は迫る意で、本来、禅家で門下の僧に押し問答して、その悟りの深浅を試すこと》 1 人に会ったときや別れるときなどに取り交わす礼にかなった動作や言葉。「—を交わす...
よた‐もの【与太者】
1 正業を持たないならず者。やくざ者。 2 役に立たない愚か者。うすのろ。
おり【檻】
北方謙三の長編ハードボイルド小説。昭和58年(1983)刊。同年、日本冒険小説協会大賞受賞。やくざ稼業から足を洗いスーパー店主となった男が、平凡な日常という檻を出て元の世界に戻ってゆく姿を描く。
浮き腰
浮き腰で棚の本を取ろうとしたHe half raised himself out of his chair to take a book off the shelf.やくざが入ってくると人々は浮...
横行
1〔気ままにふるまうこと〕横行する be rampant不良グループの横行には警察も手を焼いているEven the police are having difficulty dealing wi...
おうこうかっぽ【横行闊歩かっぽ】
やくざがこの町を横行かっ歩しているGangsters run rampant in this town.
御礼参り
I〔お礼のお参り〕神社にお礼参りに行ってきたI went to the shrine to offer (my) thanks (to the gods).II〔やくざの仕返し〕町の人々は暴力団...
眼
眼を付けたと言ってやくざにゆすられそうになったSaying that I had given him a malicious look, a hoodlum tried to shake me ...
ならずもの【ならず者】
[共通する意味] ★正当な定職を持たず、たちの悪いことをして一般の人を脅かすような者。[英] a rogue; an outlaw[使い方]〔ならず者〕▽街のならず者▽ならず者の集まり〔ごろつき...
ぼうりょくだん【暴力団】
[共通する意味] ★正当な定職を持たず、たちの悪いことをして一般の人を脅かすような者。[英] a rogue; an outlaw[使い方]〔ならず者〕▽街のならず者▽ならず者の集まり〔ごろつき...
ごろつき
[共通する意味] ★正当な定職を持たず、たちの悪いことをして一般の人を脅かすような者。[英] a rogue; an outlaw[使い方]〔ならず者〕▽街のならず者▽ならず者の集まり〔ごろつき...
やくざ
[共通する意味] ★正当な定職を持たず、たちの悪いことをして一般の人を脅かすような者。[英] a rogue; an outlaw[使い方]〔ならず者〕▽街のならず者▽ならず者の集まり〔ごろつき...
じまわり【地回り】
[共通する意味] ★正当な定職を持たず、たちの悪いことをして一般の人を脅かすような者。[英] a rogue; an outlaw[使い方]〔ならず者〕▽街のならず者▽ならず者の集まり〔ごろつき...
ありま‐よりちか【有馬頼義】
[1918〜1980]小説家。東京の生まれ。頼寧(よりやす)の子。推理小説ブームの一翼を担い、「終身未決囚」で直木賞受賞。昭和45年(1970)には文芸雑誌「早稲田文学」の編集長となる。他に「四...
いずみ‐せいじ【和泉聖治】
[1946〜 ]映画監督。神奈川の生まれ。ピンク映画を数多く監督したのち、「オン・ザ・ロード」で一般映画に進出。テレビドラマ「相棒」シリーズの監督も手がけ、ヒットを飛ばした。代表作「さらば愛(い...
イブン‐トゥファイル【Ibn Tufayl】
[?〜1185]スペインのイスラム哲学者・医学者。カディスの生まれ。哲学小説「ハイイ=イブン=ヤクザーン」で有名。ラテン語名、アブベケル。
かつ‐しんたろう【勝新太郎】
[1931〜1997]俳優。東京の生まれ。本名、奥村利夫。「悪名」「座頭市」の両シリーズがヒットするなど人気スターとして活躍、「勝新(かつしん)」の愛称で親しまれた。後年は映画監督業にも進出。他...
なかじま‐さだお【中島貞夫】
[1934〜2023]映画監督。千葉の生まれ。やくざ映画を代表する監督。代表作「日本の首領(ドン)」シリーズ、「893(やくざ)愚連隊」「狂った野獣」など。