ラス【lath】
塗り壁などの下地とする木摺(ず)り、または金網。一般に、メタルラス・ワイヤラスなどの金属製のものをさす。
ラス‐いち【ラス一】
《last+一(いち)から》俗に、最後の一回や、最後に残った一つのこと。「バーゲンで—の商品を手に入れた」
ラス‐アル‐ハイマ【Ra's al-Khaima】
アラブ首長国連邦を構成する7首長国の一。連邦北東端に位置し、ムサンダル半島(オマーンの飛び地)の付け根を占める。連邦成立の翌1972年に加入した。ラアスアルハイマ。
ラス‐アル‐ヒラール【Ras al Hilal】
リビア北東部、キレナイカ地方の町。古代ギリシャ時代にアポロニア(現スーサ)に次ぐ港として栄えた。西郊に、東ローマ帝国のユスティニアヌス1世時代に建造された教会の遺構がある。ラスエルヒラール。
ラス‐いでんし【ラス遺伝子】
《ras gene》腫瘍(しゅよう)遺伝子の一群。→ラス癌(がん)遺伝子
ラスウェル【Harold Dwight Lasswell】
[1902〜1978]米国の政治学者。精神分析の方法を政治学に導入して、政治行動の実証的研究を行った。政策学の提唱者でもある。著「権力と人間」「政治」など。
ラスカサス【Bartolomé de Las Casas】
[1474〜1566]スペインの聖職者。スペイン領西インド諸島、メキシコで布教活動に従事する。スペイン人による植民地先住民虐待の実態を見てその救済に立ち上がり、エンコミエンダ制の廃止を訴えた。主...
ラスキ【Harold Joseph Laski】
[1893〜1950]英国の政治学者。ロンドン大学教授。労働党の執行委員長を長く務め、同党左派の理論的指導者。初期は多元的国家論を、晩年には計画的民主主義を唱えた。著「政治学大綱」「近代国家にお...
ラスキン【John Ruskin】
[1819〜1900]英国の批評家。ターナーやラファエル前派を擁護する美術評論を著す一方、実践的立場から社会改革を論じた。著「近代画家論」「胡麻(ごま)と百合(ゆり)」など。
ラスプーチン【Grigoriy Efimovich Rasputin】
[1872〜1916]ロシアの修道僧。ニコライ2世の皇后アレクサンドラの信頼を得て、宮廷内に絶大な権力をふるった。第一次大戦中に親独派と結んで講和を図ったとして、反対派の貴族に暗殺された。