さん‐がい【三界】
[名]仏語。 1 一切衆生(しゅじょう)が、生まれ、また死んで往来する世界。欲界・色界・無色界の三つの世界。 2 「三千大千世界」の略。 3 過去・現在・未来の三世。 [接尾] 1 地名に付...
さんがい‐いっしん【三界一心】
「三界唯心」に同じ。
さんがい‐かたく【三界火宅】
《「法華経」譬喩品(ひゆぼん)の「三界安きこと無し、猶(なお)火宅の如(ごと)し」から》迷いと苦しみに満ちた世界を、火に包まれた家にたとえた語。三界の火宅。
さんがい‐しょてん【三界諸天】
仏語。三界に属する諸種の天。欲界に六欲天、色界に四禅天、無色界に四天がある。
三界(さんがい)に家(いえ)無(な)し
広い世界のどこにも、身を落ち着ける場所がない。→女(おんな)は三界に家無し