ひとくい【人喰い】
笹沢左保の長編小説。昭和35年(1960)刊。翌年、第14回日本探偵作家クラブ賞(現、日本推理作家協会賞)を受賞。三池炭鉱の組合分裂に着想を得た作品。
ひと‐くい【人食い/人喰い】
1 人間が人間の肉を食うこと。また、その風習。食人。カニバリズム。 2 動物が人間に食いつくこと。人間を襲ってえじきとすること。また、その動物。「—鮫(ざめ)」「身どもが—の犬をもったが、やらず...
ひとくい‐うま【人食ひ馬】
人に食いつくくせのある馬。転じて、その馬のような乱暴者。「乗らず乗らせぬ—、あひ口挨拶没義道(もぎだう)なり」〈浄・大塔宮〉
ひとくい‐バクテリア【人食いバクテリア】
劇症型溶血性連鎖球菌感染症の原因となる細菌群の通称。発症後、急速に手足の筋肉や皮膚などを壊死させ、多臓器不全から死に至る場合もあることから。また、劇症型溶血性連鎖球菌感染症のこと。→溶血性連鎖球菌