あざ‐や・ぐ【鮮やぐ】
[動ガ四] 1 はっきり目に見える。鮮やかに見える。「侍従も、あやしき褶(しびら)着たりしを、—・ぎたれば」〈源・浮舟〉 2 きりっとしている。てきぱきしている。「物々しく—・ぎて、心ばへもた...
あじろ‐ぐるま【網代車】
牛車(ぎっしゃ)の一。車の屋形に竹または檜(ひのき)の網代を張ったもの。四位・五位・少将・侍従は常用とし、大臣・納言・大将は略儀や遠出用とする。
うち‐くっ・す【打ち屈す】
[動サ変]元気なくふさぎ込む。がっくりと気落ちする。「侍従、大夫などのあながちに—・したるさま、いと心苦しければ」〈十六夜日記〉
おもと‐びと【御許人】
貴人のそば近くに仕える人。侍従。侍女。女房。「帝(みかど)の御母后(ははきさき)の—」〈平中・一〉
か‐とう【歌頭】
踏歌(とうか)の音頭を取る役。また、その人。「この四位侍従、右の—なり」〈源・竹河〉
侍従
a chamberlain; a lord-in-waiting侍従長the Grand Chamberlain侍従武官「an officer [a military aide] in atte...
東宮
〔皇太子〕the Crown Prince東宮御所the Crown Prince's Palace東宮侍従a chamberlain to the Crown Prince東宮職((a mem...
武官
a military [naval] officer; an officer侍従武官an aide-de-camp to His [Her] Majesty大使館付き陸[海]軍武官a milit...
a gentleman in waiting
侍従
chamberlain
[名]1 ((歴史上))侍従;宮廷の高官;(貴族の)執事,家令2 ((英))(市町村の)収入役,会計係,出納官3 《カトリック》教皇の名誉随行員語源[原義は「部屋づきの人」]
そっきん【側近】
[共通する意味] ★高官や貴人などのそば近くに仕えること。[英] an aide[使い方]〔側近〕▽社長の側近として仕える▽総理の側近〔側仕え〕▽将軍の側仕えとして奉公する〔侍従〕▽侍従が取りつ...
じじゅう【侍従】
[共通する意味] ★高官や貴人などのそば近くに仕えること。[英] an aide[使い方]〔側近〕▽社長の側近として仕える▽総理の側近〔側仕え〕▽将軍の側仕えとして奉公する〔侍従〕▽侍従が取りつ...
そばづかえ【側仕え】
[共通する意味] ★高官や貴人などのそば近くに仕えること。[英] an aide[使い方]〔側近〕▽社長の側近として仕える▽総理の側近〔側仕え〕▽将軍の側仕えとして奉公する〔侍従〕▽侍従が取りつ...
ぐさい【救済】
[1282?〜1376?]鎌倉末期・南北朝時代の連歌師。俗称、侍従房・侍公。和歌を冷泉為相(れいぜいためすけ)に、連歌を善阿に学んだ。二条良基と「菟玖波集(つくばしゅう)」を編集、「連歌新式」を...
こじじゅう【小侍従】
平安末期の女流歌人。石清水(いわしみず)八幡宮別当紀光清の娘。二条天皇、のち高倉天皇に仕えた。平家物語の月見の章に、藤原実定との和歌の贈答により「待宵(まつよい)の小侍従」とよばれた挿話がある。...
さんじょうにし‐すえとも【三条西季知】
[1811〜1880]幕末・明治前期の公家・歌人。尊王攘夷派として活躍。文久3年(1863)8月18日の政変で七卿落ちの一人として西走。維新後、明治天皇の侍従。
すずき‐かんたろう【鈴木貫太郎】
[1868〜1948]軍人・政治家。大阪の生まれ。連合艦隊司令長官・枢密顧問官などを歴任。侍従長の時に二・二六事件にあい、重傷を負った。第二次大戦末期に首相としてポツダム宣言を受諾した。
ほんじょう‐しげる【本庄繁】
[1876〜1945]陸軍軍人。兵庫の生まれ。大将、男爵。関東軍司令官、侍従武官長、枢密顧問官。満州事変勃発時の関東軍司令官で、満州国の建国にも関与した。敗戦後に自決。遺稿に「本庄日記」がある。