く【倶】
⇒ぐ
くえ‐いっしょ【倶会一処】
仏語。念仏者は等しく西方浄土に往生し、一つところに相会うこと。阿弥陀経に「諸上善人倶会一処」とあるところから出た語。
くきら【拘耆羅/拘枳羅/倶伎羅】
《(梵)kokilaの音写。好声鳥と訳す》インドからオーストラリアにかけて分布する鳥、オニカッコウのこと。全長約40センチ、全身黒色。鳴き声が美しい。くしら。
くしゃ【倶舎】
《(梵)kośaの音写。籠(かご)・箱の意。蔵・倉と訳》 1 「倶舎宗」の略。 2 「倶舎論」の略。
くしゃ‐しゅう【倶舎宗】
南都六宗の一。「倶舎論」を研究した学僧の集まり。法相(ほっそう)宗に所属した寓宗(ぐうしゅう)。毘曇宗(びどんしゅう)。