ひが【僻】
1 正常でないこと。妥当でないこと。まともでないこと。多く、名詞の上に付いて、複合語の形で用いられる。「—心」「—事」「—目」「阿波の客が—起こして」〈浄・阿波の鳴門〉 2 (「非我」とも書く)...
ひが‐うた【僻歌】
事実に反する内容をうたった歌。理屈に合わない歌。「花山院—よまむとおほせられて」〈実方集・詞書〉
ひが‐おぼえ【僻覚え】
まちがった記憶。記憶違い。「この世のほかなるやうなる—どもに取りまぜつつ」〈源・若菜上〉
ひが‐かぞえ【僻数へ】
まちがった数え方。計算違い。「かく御賀などいふことは、—にやと覚ゆるさまの」〈源・若菜上〉
ひが‐ぎき【僻聞き】
まちがって聞くこと。聞き違い。「もし—かと人を変へて聞かするに」〈著聞集・二〇〉
ひがみ【×僻み】
〔ゆがんだ考え〕a warped view;〔偏見〕a bias ((against))それは私のひがみかもしれないI may be biased [prejudiced].彼女はひがみが強いS...
ひがむ【×僻む】
〔自分に不利だと考える〕feel that one has been wronged [unfairly treated];〔ねたむ〕be jealous ((of));〔偏見を抱く〕be ja...
ひがめ【×僻目】
I〔すが目〕a squintII1〔見誤り〕a visual error2〔偏見〕prejudiceそう見たのは私のひが目だろうかIs it prejudice [bias] on my par...
へきそん【×僻村】
a remote village
へきち【×僻地】
「a remote [an isolated] area;《口》 a backwoods area;《口》 the sticks僻地に暮らすlive far away from 「a city ...