いらず‐やま【入らず山】
立ち入ると不幸が起きるという禁忌の山。癖山(くせやま)。癖地(くせち)。
いり【入り】
1 外から、ある場所や社会などにはいること。「仲間—」「楽屋—」 2 ある物の中にはいっていること。また、その分量やはいりぐあい。「客の—がいい」「ユズ—豆腐」 3 日や月がしずむこと。「日の—...
いり‐あい【入会/入合】
特定地域の住民が、慣習に基づいて、一定の山林原野または漁場を共同で利用し、草・薪炭材・魚介などを採取すること。
いり‐あい【入相】
1 日が山の端に入るころ。日の暮れるころ。たそがれ時。夕暮れ。「—の座敷に電灯の点(つ)いた時」〈鏡花・眉かくしの霊〉 2 「入相の鐘」の略。
いりあい‐けん【入会権】
一定の山林原野または漁場に対して、特定地域に居住する住民が、平等に利用、収益しうる慣習法上の権利。
いり【入り】
1〔入ること〕彼は開演1時間前に楽屋入りをするHe enters the greenroom an hour before the curtain rises.2〔日・月が没すること〕日の入りま...
いりあい【入り会い】
漁獲入会権があるhave a common right of piscary/have common fishing rights入会地a common(▼しばしば複数形で用いる);・commo...
いりえ【入り江】
an inlet, a small bay;〔小さい入り江〕a coveそこは入り江になっているThe place forms an inlet.
いりえわに【入り江×鰐】
an estuarine crocodile; a salt-water crocodile
いりくむ【入り組む】
入り組んだ話an involved story入り組んだ物事intricacies入り組んだ事情complicated circumstances町のこの一画は入り組んでいるThis part ...
いりうみ【入り海】
[共通する意味] ★海が陸地に入り込んだ所。[英] an inlet[使い方]〔湾〕▽湾の入り口▽湾内一周▽東京湾〔入り江〕▽波の静かな入り江▽台風を避けて船が入り江に集まる〔浦〕▽浦の苫屋(と...
いりえ【入り江】
[共通する意味] ★海が陸地に入り込んだ所。[英] an inlet[使い方]〔湾〕▽湾の入り口▽湾内一周▽東京湾〔入り江〕▽波の静かな入り江▽台風を避けて船が入り江に集まる〔浦〕▽浦の苫屋(と...
いりぐち【入り口】
[共通する意味] ★入ったり、出たりするための場所。[英] a doorway[使い方]〔入り口〕▽入り口をふさぐ▽劇場の入り口で待つ〔出口〕▽遠くにトンネルの出口が見える▽客が出口に殺到する〔...
いりひ【入り日】
[共通する意味] ★夕方の太陽。また、その光。[英] the evening sun[使い分け]【1】「入り日」は、西の空に沈もうとする太陽をいう。【2】「夕日」は、「夕陽」とも書く。【3】「西...
いりむこ【入り婿】
[共通する意味] ★娘の夫として迎える男性。[英] a son-in-law[使い方]〔婿〕▽婿を取る▽婿に入る〔女婿〕▽会長の女婿となる〔入り婿〕▽親方に見込まれて入り婿となった〔婿養子〕▽資...
いりえ‐たいきち【入江泰吉】
[1905〜1992]写真家。奈良の生まれ。大和路(やまとじ)の風物・仏閣・仏像を撮影。代表作に「万葉大和路」「仏像の表情」など。奈良市写真美術館に全作品が収められている。
いりえ‐ちょうはち【入江長八】
[1815〜1889]江戸末期から明治初期の名工。伊豆の人。号は天祐、乾道。貧しい農家に生まれ、左官の弟子となり漆喰(しっくい)の技術を身に付けた後、江戸で狩野派の絵画を学び、漆喰細工に応用。色...
いりえ‐はこう【入江波光】
[1887〜1948]日本画家。京都の生まれ。本名、幾治郎。初め国画創作協会に加わり、同会解散後は制作とともに古画の模写・研究に努め、法隆寺金堂壁画の模写に従事。洗練された静澄な画風で、仏画・水...
いりさわ‐やすお【入沢康夫】
[1931〜2018]詩人・フランス文学者。島根の生まれ。前衛的・実験的な詩で知られ、詩集「季節についての試論」でH氏賞を受賞。長詩と注釈からなる「わが出雲・わが鎮魂」では読売文学賞を受賞した。...
いりの‐よしろう【入野義朗】
[1921〜1980]作曲家。ウラジオストクの生まれ。諸井三郎に師事。日本における十二音音楽の先駆者。作品に「弦楽六重奏」、オペラ「綾の鼓」など。