い・ず【出づ】
[動ダ下二] 1 ある場所から外の方へ移る。そこから離れる。出発する。「住む館(たち)より—・でて船に乗るべき所へ渡る」〈土佐〉 2 人目につく所に現れる。「自らが家をこぼちて市(いち)に—・で...
いずし【出石】
兵庫県北東部、出石郡にあった町。もと仙石(せんごく)氏の城下町。縮緬(ちりめん)などを産する。平成17年(2005)に豊岡市と合併、同市の一部となる。
いずし‐えいらくかん【出石永楽館】
⇒永楽館
いずし‐じんじゃ【出石神社】
兵庫県豊岡市出石町宮内にある神社。祭神は出石八前大神(いずしのやまえのおおかみ)と天日槍命(あめのひぼこのみこと)。但馬(たじま)国一の宮。
いずし‐やき【出石焼】
兵庫県豊岡市出石地区で生産される陶磁器。江戸中期に始まり、有田(ありた)風の白磁・染め付けなどが多い。
いずものかみ【▲出▲雲の神】
the god of marriage (at the Izumo Shrine)私はこのご両人の出雲の神ですI was the one who brought this couple toge...
いでたち【▲出で立ち】
1〔出発〕a departure; a start;2〔服装,扮装ふんそう〕dress; attire武士のいでたちでdressed [attired] as a warriorその変ないでたち...
いでゆ【▲出で湯】
⇒おんせん(温泉)
しゅっか【出火】
an outbreak of fire出火の原因the cause of a fire夜中に出火したA fire broke out in the middle of the night.どこか...
しゅっか【出荷】
shipment; shipping出荷する ship [forward] goods(▼shipは商業用語.運送手段を問わず用いられる)山梨県から東京にぶどうを出荷するship grapes ...
いでたち【出で立ち】
[共通する意味] ★家の外に出るときの身なり、恰好(かっこう)。[英] dress[使い方]〔出で立ち〕▽派手な出で立ちで出かける▽サラリーマン風の出で立ち〔身支度〕スル▽身支度を整える▽旅の身...
いでゆ【出で湯】
[共通する意味] ★自然の地熱で熱せられた摂氏二五度以上の湯。また、その湯に入浴する施設のある所。[英] a spa[使い方]〔温泉〕▽温泉がわく▽温泉を掘り当てる▽温泉に入る▽正月を温泉で過ご...
しゅっか【出火】
[共通する意味] ★火が燃え始めること。[英] to ignite[使い方]〔発火〕スル▽燐(りん)は常温でも発火する▽発火点▽時限発火装置▽自然発火〔点火〕スル▽ガスストーブに点火する▽選手が...
しゅっきん【出勤】
[共通する意味] ★勤務先へ勤務に出ること。[英] to attend one's office[使い方]〔出勤〕スル▽朝は出勤するサラリーマンで電車が混み合う▽時差出勤▽出勤簿〔出社〕スル▽部...
しゅっけ【出家】
[共通する意味] ★仏門に入った人。仏に帰依した人。[英] a priest; a monk[使い方]〔出家〕スル[使い分け]【1】「僧」「僧侶」は、文章語として最も一般的に使われる。「彼は発心...
しゅっしょうにゅうしょう【出将入相】
文武の両方を兼ね備えた人。朝廷の外では、将軍として輝かしい軍功をあげ、朝廷内では、宰相として見事な働きをする人の意味。
しゅっしょしんたい【出処進退】
官職や地位にとどまっていることと、辞めて退くこと。身のふり方や身の処し方。また、世に出て仕えることと、退いて民間にあること。仕官と在野。▽「出」は世に出て仕える意。「処」は官につかずに家にいる意。「進退出処しんたいしゅっしょ」ともいう。
しゅつらんのほまれ【出藍之誉】
弟子が師よりもすぐれた才能をあらわすたとえ。青色の染料は藍あいから取るものだが、もとの藍の葉より青くなることからいう。▽「藍」は、たで科の一年草。「青は藍より出いでて藍よりも青し」ともいう。
しゅつりしょうじ【出離生死】
仏教のことばで、生死に捕らわれた迷いの境地から逃れ、悟りの境地に入ること。
いずも‐の‐おくに【出雲阿国】
阿国歌舞伎の創始者。出雲大社の巫女(みこ)の出身で、慶長(1596〜1615)ころ京に上り歌舞伎踊りを始めたという。歌舞伎の祖とされる。生没年未詳。 [補説]書名別項。→出雲の阿国
でくね‐たつろう【出久根達郎】
[1944〜 ]小説家。茨城の生まれ。古書店主として、古本を題材にした小説を執筆。巧みな話術を生かして人間を描写する実力派として評価される。「佃島(つくだじま)ふたり書房」で直木賞受賞。他に「無...
でぐち‐おにさぶろう【出口王仁三郎】
[1871〜1948]宗教家。大本(おおもと)教の確立者。京都の生まれ。名は「わにさぶろう」とも。本名、上田喜三郎。教祖出口ナオの女婿。昭和10年(1935)不敬罪などで投獄され、大本教は結社禁...
でぐち‐なお【出口ナオ】
[1837〜1918]大本教の開祖。丹波の人。最初金光教の布教所で活動していたが、明治25年(1892)突然神がかり、大本教を開いた。「艮(うしとら)の金神(こんじん)」の信仰を説いて「御筆先(...