あき‐の‐かた【明きの方】
「恵方(えほう)」に同じ。《季 新年》「大雪や出入りの穴も—/一茶」
アクアポリン【aquaporin】
細胞膜に存在するたんぱく質の一つ。水分子を選択的に通す細孔を持ち、細胞への水の出入りに重要な役割を果たしている。哺乳類では13種類が知られ、グリセロールや尿素などを通すものもある。AQP(Aqu...
あぐらなべ【安愚楽鍋】
仮名垣魯文(かながきろぶん)の滑稽(こっけい)小説。明治4〜5年(1871〜1872)刊。牛鍋店に出入りする客を描き、文明開化期の風俗を風刺したもの。
あげ‐しょうもん【上証文】
江戸時代、裁判で原告・被告双方が判決に服する旨を書いて提出した書面。請証文(うけしょうもん)に比べて詳しく記され、地所出入り・水論など重要な訴訟に用いられた。
あげ‐まく【揚(げ)幕】
1 能舞台で、鏡の間と橋懸かりとの境に掛ける幕。 2 歌舞伎で、花道、時には上手(かみて)・下手(しもて)の出入り口に掛ける幕。紺地に劇場の紋を白抜きにする。
揚げ幕
〔橋懸りの出入り口の幕〕the curtain from behind which Noh [Kabuki] actors make their stage entrances揚げ幕から登場する...
慌ただしい
〔忙しい〕busy;〔せかされた〕hurried, rushed慌ただしく 〔忙しく〕busily;〔あわてて〕in a hurry [flurry]慌ただしい一日a busy day慌ただしい...
あわただしく【慌ただしく】
〔忙しく〕busily;〔あわてて〕in a hurry [flurry]慌ただしい一日a busy day慌ただしい食事a hurried meal記者たちが建物から慌ただしく出入りしている...
威厳
dignity; majesty威厳のあるdignified/majestic威厳を保つ[損なう]maintain [impair] one's dignity威厳を誇示するstand on o...
入り浸り
入り浸りになる〔ひんぱんに出入りする〕be a constant visitor ((at))/〔居続ける〕stay on ((at, with))彼はマージャン屋に入り浸りだHe freque...
でいり【出入り】
[共通する意味] ★出たり入ったりすること。出したり入れたりすること。[英] going in and out[使い方]〔出入り〕(でいり)(スル)▽政治家の家は人の出入りが激しい▽会社に出入り...
だしいれ【出し入れ】
[共通する意味] ★出たり入ったりすること。出したり入れたりすること。[英] going in and out[使い方]〔出入り〕(でいり)(スル)▽政治家の家は人の出入りが激しい▽会社に出入り...
ではいり【出入り】
[共通する意味] ★出たり入ったりすること。出したり入れたりすること。[英] going in and out[使い方]〔出入り〕(でいり)(スル)▽政治家の家は人の出入りが激しい▽会社に出入り...
しゅつにゅう【出入】
[共通する意味] ★出たり入ったりすること。出したり入れたりすること。[英] going in and out[使い方]〔出入り〕(でいり)(スル)▽政治家の家は人の出入りが激しい▽会社に出入り...
げんかん【玄関】
[共通する意味] ★家の出入り口。[英] the porch[使い方]〔玄関〕▽玄関で客を迎える▽正面玄関〔門口〕▽門口に立って友人を見送る▽客を門口まで迎えに出る〔戸口〕▽戸口で長い間待たされ...
かわはら‐けいが【川原慶賀】
[1786〜?]江戸後期の洋風画家。長崎の人。通称、登与助。長崎出島の出入り絵師となり、シーボルトの依頼で動植物や風俗の写生画を描く。シーボルト事件に連座、江戸・長崎追放となる。
のういん【能因】
[988〜?]平安中期の歌人。俗名、橘永愷(たちばなのながやす)。藤原長能(ふじわらのながよし)に和歌を学ぶ。初め文章生(もんじょうしょう)となったが、のち出家。高貴の人の邸に出入りし、専門歌人...
よしだ‐さだふさ【吉田定房】
[1274〜1338]鎌倉後期・南北朝時代の公卿。後宇多天皇・後醍醐天皇の信任が厚く、また、幕府とも親しく、元弘の変では事前に通報し、その後も南朝・北朝の間を出入りした。北畠親房・藤原宣房ととも...
人体最大の臓器―肝臓
肝臓は、重さ約1.5㎏にもなる人体最大の臓器です。上部は横隔膜に、下部は胆のう、胃、十二指腸に接しており、多量の血液を含んでいるため、牛や豚のレバー同様、赤褐色をしています。 肝臓は一見、1つのかたまりのように見えますが、正確には左右2つに分かれており、これを右葉、左葉といいます。 また、多くの臓器では、動脈と静脈の2本の血管が出入りしていますが、肝臓にはもう1本、「門脈」という血管が通っています。 門脈とは胃や腸、すい臓、脾臓、胆のうなどから出た静脈が集まった血管です。肝臓の場合、必要な血液の約80%が門脈から肝臓に入ってきます。 肝臓は、「肝小葉」という直径1mmほどの小さな肝臓組織の集合体です。 肝小葉の周辺の結合組織には、俗に"三つ組"と呼ばれる肝動脈や門脈、胆管の枝が通っており、血液を取り込んだり、胆汁を運び出したりしています。また、肝小葉の中心には肝静脈につながる中心静脈が通っています。 肝小葉をつくっているのは、肝細胞と呼ばれる細胞で、その数は2500億~3000億個もあり、肝機能の中心的な役割を担っています。 肝臓は手術で70%くらいを切除しても、約4カ月で元の大きさに戻り、機能も回復します。これを「肝再生」といいます。 肝細胞の再生能力には、染色体の数が関係しているといわれています。通常の細胞は染色体が46本であるのに対し、肝細胞には染色体を通常の2倍、3倍、4倍ももつものが多く存在します。このことが、驚異的な肝再生を可能にしていると考えられています。
排尿のしくみ
膀胱は、腎臓から送られてきた尿を一時的に蓄えておく器官ですが、蓄えた尿を排泄する役目も担っています。 成人の膀胱は、300~500mlの尿を蓄えることができます。しかし、通常は200~300mlほど尿がたまると、尿意を感じます。 膀胱に尿がたまると、その情報は知覚神経や脊髄を通って大脳へ伝えられます。すると、大脳では排尿の指令が下り、膀胱の壁の平滑筋が反射的に収縮して膀胱の内圧が高まります。また、自分の意思とは無関係に働く内括約筋も自然にゆるみ、排尿の準備が整います。これを「排尿反射」といいます。 しかし、これだけで排尿がおこるわけではありません。尿意をもよおしてもトイレが見つからない場合などは、排尿をがまんしなければなりません。がまんを可能にしているのが、外括約筋です。 外括約筋は意思によってコントロールできる横紋筋です。この外括約筋を自力でゆるめることで、尿はからだの外へ排泄されます。 外括約筋はふだんは閉じたままになっているため、睡眠中などに膀胱がいっぱいになっても、勝手に排尿されることはありません。ただ、膀胱の壁や内括約筋の運動は、反射的に行われます。その反射中枢は脊髄の下部に存在しており、そこに出入りする神経が損傷されると、尿がもれ出す「尿失禁」になってしまいます。 また、乳幼児は脊髄の仙髄という部分での反射だけで排尿がおこりますが、脳の排尿中枢が発達するにしたがって、意思でこの反射をコントロールできるようになります。