きざ【刻/段】
きざみつけた筋。きざみめ。「引かかるよう、—が入れてあるのじゃから」〈鏡花・高野聖〉
きざ‐きざ【刻刻/段段】
[形動ナリ]細かく切り刻むさま。ずたずた。「悲しみのはらわた—に断つとは」〈浄・傾城酒呑童子〉
きざみ【刻み】
[名] 1 刻むこと。また、刻み目。「割りやすいように—を入れる」 2 短い間隔をとった規則正しい音。「時計の—が耳につく」 3 打楽器や拍子木などを間隔を短く連続して打つこと。「ドラムのシャ...
きざみ‐あし【刻み足】
小またでせわしげに歩くこと。また、その足運び。「—で忙しく歩く」
きざみ‐あらめ【刻み荒布】
アラメを煮て干し、幾枚も重ねて強く押しつけ、小口から鉋(かんな)で削った食品。
きざみ【刻み】
〔刻むこと〕carving, notching;〔刻み目〕a nick, a notch(▼a nickは小さい,a notchはV型の刻み目)丸太に刻みをつけるcut [make] a not...
きざむ【刻む】
I1cut ((a thing)) into fine pieces;〔肉などを〕mince; hash(▼minceのほうが細かい);〔野菜を〕chopにんじんを細かく刻むcut (up) c...
こくいっこく【刻一刻】
⇒こっこく(刻刻)
こくいん【刻印】
a carved seal刻印を押すput [impress] a seal ((on))
こくげん【刻限】
⇒じこく(時刻)約束の刻限the appointed time