アイシング【icing】
1 粉砂糖に卵白を加えて練ったもの。ケーキなどの表面に塗る。 2 アイスホッケーで、センターラインの後方からパスまたはシュートしたパックがノータッチで直接相手のゴールラインを越えること。アイシン...
アイス‐クリーム【ice cream】
牛乳・砂糖・卵黄に香料を加えて凍らせた氷菓子。《季 夏》
アイピーエス‐さいぼう【iPS細胞】
《induced pluripotent stem cell》万能細胞の一種。幹細胞と同様に増殖して各種の細胞へと分化することが可能な細胞。平成18年(2006)、山中伸弥らがマウスの体細胞に初...
あお‐かずら【青葛】
1 アワブキ科の蔓性(つるせい)の落葉低木。他の木にからみついて伸び、葉は卵形。春、黄色の小花が咲き、実は青色。中国・四国・九州の山野に自生。 2 ツヅラフジの別名。
あお‐はだ【青肌】
1 髪の毛、ひげなどをそったあとの青々と見える肌。 2 モチノキ科の落葉高木。山地に自生。樹皮の外皮は薄くて灰白色、内皮は緑色。葉は卵形。雌雄異株。初夏、緑白色の花が集まってつき、秋に丸くて赤い...
温める
I1〔熱くする〕warm (up); heat (up)ミルクを温める「warm up [heat] (some) milk2〔卵をかかえる〕卵を温めているめんどりa setting henII...
厚焼き
厚焼き卵a thick omelet(te) (served in slices)
泡立てる
卵を泡立てるbeat [whip] an eggクリームを泡立てるwhip cream
一卵性
一卵性の monovular一卵性の三つ子identical triplets一卵性双生児identical twins(▼その一方はan identical twin)
いちらんせいの【一卵性の】
monovular一卵性の三つ子identical triplets
うむ【産む】
[共通する意味] ★母親が子や卵を母体の外に出し、新しい生命として出現させる。[英] to bear[使い方]〔産む〕(マ五)▽二十四歳で長男を産んだ▽卵を五個産んだ▽ネズミはほとんど一年中子を...
うみおとす【産み落とす】
[共通する意味] ★母親が子や卵を母体の外に出し、新しい生命として出現させる。[英] to bear[使い方]〔産む〕(マ五)▽二十四歳で長男を産んだ▽卵を五個産んだ▽ネズミはほとんど一年中子を...
ぶんべん【分娩】
[共通する意味] ★母親が子や卵を母体の外に出し、新しい生命として出現させる。[英] to bear[使い方]〔産む〕(マ五)▽二十四歳で長男を産んだ▽卵を五個産んだ▽ネズミはほとんど一年中子を...
しゅっさん【出産】
[共通する意味] ★母親が子や卵を母体の外に出し、新しい生命として出現させる。[英] to bear[使い方]〔産む〕(マ五)▽二十四歳で長男を産んだ▽卵を五個産んだ▽ネズミはほとんど一年中子を...
ゆがく【湯掻く】
[共通する意味] ★食品を湯に入れて煮る。[英] to boil[使い方]〔茹でる〕(ダ下一)▽うどんを茹でる▽卵を茹でる▽白菜を茹でる〔うでる〕(ダ下一)▽卵をうでる〔湯掻く〕(カ五)▽ほうれ...
きゅうきょじゃくそう【鳩居鵲巣】
もとは女が嫁いで、夫の家をわが家とするたとえ。転じて、労せずして他人の成功や他人の地位を横取りするたとえ。また、人の家に仮住まいするたとえとして用いられることもある。鳩はとは巣作りが下手で、それの上手な鵲かささぎの巣に住み、卵を生む意から。▽「鵲」はかささぎのこと。「鳩はと、鵲かささぎの巣すに居おる」と訓読する。「鵲巣鳩居じゃくそうきゅうきょ」ともいう。
そったくどうじ【啐啄同時】
またとない好機のこと。また、学ぼうとする者と教え導く者の息が合って、相通じること。鳥の雛ひなが卵から出ようと鳴く声と母鳥が外から殻をつつくのが同時であるという意から。
るいらんのき【累卵之危】
卵を積み重ねたような、不安定で危ない状態のこと。
かわかみ‐みえこ【川上未映子】
[1976〜 ]歌手・小説家。大阪の生まれ。はじめ歌手としてデビュー、のち文筆にも活動を広げる。「乳と卵(らん)」で芥川賞受賞。他に「わたくし率 イン 歯ー、または世界」「ヘブン」「すべて真夜中...
しらいし‐かずこ【白石かずこ】
[1931〜2024]詩人。カナダの生まれ。本名、菱沼嘉寿子(ひしぬまかずこ)。詩集「卵のふる街」でデビュー。独創的な詩作や朗読パフォーマンスで国際的に活躍した。「聖なる淫者の季節」でH氏賞を、...
ハーベー【William Harvey】
[1578〜1657]英国の医師。動物の解剖や実験を行い、血液循環の理論を解明して、近代生理学の基盤を築いた。晩年は胎生学を研究し、動物は卵から発生すると主張。
むらやま‐ゆか【村山由佳】
[1964〜 ]小説家・童話作家。東京の生まれ。童話作家として執筆活動を開始。恋愛小説を発表し若い女性の支持を得て、人気作家となった。「星々の舟」で直木賞受賞。他に「天使の卵(エンジェルス・エッ...
ロイブ【Jacques Loeb】
[1859〜1924]米国の実験生物学者・生理学者。ドイツ生まれ。動物の走性や再生現象などの研究を行った。1894年にウニの卵で人工的な無受精生殖に成功した。著「生命の機構」「有機体全体論」など。
がんの検査の目的
がん検診には、胃がん検診、大腸がん検診、肺がん検診、子宮がん検診、乳がん検診などがあり、各臓器がんの早期発見にもっとも有効な検査が組み込まれています。 「喀痰検査」とは? 肺がん、咽頭がん、喉頭がんなどの有無を調べるための検査です。痰を採取し、顕微鏡を使って肉眼では判別できない細胞レベルの異常を調べます。 「マンモグラフィー」とは? 乳腺・乳房専用のX線検査で、触診では見逃されがちな小さな乳がんも発見できます。乳がんの診断には超音波検査と並び、有効な検査とされています。 「子宮頸部細胞診」とは? 子宮頸がんを調べるための検査です。膣の粘膜の細胞を採取して顕微鏡で観察し、正常な細胞と比較して評価します。 「肝炎ウイルスキャリア検査」とは? 肝炎ウイルスのキャリアかどうかを調べる検査です。肝炎ウイルスの感染を調べるこの検査は、肝がんの発生率を低下させるとして推奨されています。 「腫瘍マーカー」とは? 体内でがん細胞が増殖すると、血液中や尿中に、正常時にはほとんど見られない特殊なたんぱく質や酵素、ホルモンなどが増えてきます。がん細胞が生み出すこれらの物質を腫瘍マーカーといい、腫瘍マーカーを調べる検査は、がんの早期発見のためのスクリーニング検査として行われます。 腫瘍マーカーのなかで、AFP(肝臓がん)、CA19ー9(消化器系がん)、PSA(前立腺がん)、CA125(卵巣がん)などは、特定の臓器がんの発見に有効です。 「PET」とは? PETの第一の特徴は、ミリ単位の小さながんやがんの転移を発見できるということです。また、1回の検査で全身を調べることができます。そのため、がんの早期発見のほか、がんの進行具合、がんの予後や全身への転移などを調べるためにも行われます。 ただし、肝がんや腎がん、胃がん、尿管がん、膀胱がん、前立腺がんなどの診断率は、あまり高くないようです。
さまざまなホルモンのはたらき
甲状腺ホルモン 全身の細胞の活性化を促進する作用があります。主なはたらきは、以下の8つです。 ①基礎代謝と熱産生を上げて体温を上昇させる。 ②心拍数を上げて血圧を上昇させる。 ③交感神経のはたらきを高め、アドレナリン分泌を増加させる。 ④精神機能を高め、興奮した状態をつくり出す。 ⑤食後血糖を上昇させる。 ⑥血液中のコレステロール濃度を下げる。 ⑦成長ホルモンの合成を高めるとともに、作用を増強する。 ⑧成長期の中枢神経細胞の分化・成熟を促すなど。 カルシトニン 血液中のカルシウム濃度が増加することで分泌が促されます。血液中のカルシウムを骨に移動させて、骨の形成を促進します。 副甲状腺ホルモンは、骨のカルシウムを血液中に放出させるとともに、腎臓から尿へのカルシウムの排泄を抑制して、血液中のカルシウム濃度を高めます。また、腎臓でのビタミンDの活性化を促進することで、間接的に消化管からのカルシウム吸収を促します。 腎臓でつくられるエリスロポエチンは、アミノ酸165個からなるホルモンで、骨髄に作用し、赤血球の増殖・成熟を刺激します。 心臓からは、心房性ナトリウム利尿ホルモンが分泌され、高血圧などの心臓負担を和らげています。 胃から分泌されるグレリンは摂食亢進、成長ホルモン分泌促進、インスリン分泌抑制作用をもっています。 ガストリンは胃酸の分泌を促進します。 コレシストキニンは胆のうの収縮促進や腸管の運動を刺激します。 セクレチンはすい臓から水分と重炭酸の分泌の促進、胆汁分泌の促進、胃酸分泌と消化管運動の抑制をします。 副腎皮質ホルモン アルドステロン(ミネラルコルチコイド)は、腎臓から尿に排泄されるナトリウムを制限して、血中のナトリウム濃度を高めて血圧を上昇させ、水分の体内貯留を促進します。 コルチゾール(糖質コルチコイド)は、血液中のブドウ糖の供給を増加させる糖代謝作用です。またストレスを受けたり、感染がおこったときなどに大量に分泌されます。 デヒドロエピアンドロステロン(DHEA・副腎性性ホルモン)は、副腎皮質でつくられる男性ホルモンです。女性では、これがさらに女性ホルモンに変わります。性ホルモンは主に精巣や卵巣からつくられますが、副腎でもつくられています。 副腎髄質ホルモン アドレナリンとノルアドレナリンは、カテコールアミンと呼ばれるホルモンです。ともに突然の危機や非常時に直面したときなどに、交感神経の緊張により分泌が刺激されて、事態に対処するよう生体機能をコントロールするはたらきがあります。 すい臓にはランゲルハンス島と呼ばれる細胞の集合体が無数に散らばっており、インスリンやグルカゴンといったホルモンを分泌する内分泌腺として働いています。 グルカゴンは、肝臓内のグリコーゲンを分解、ブドウ糖の生産を促します。 インスリンは血液中の血糖値が過度に上昇するのを抑え、逆にグルカゴンは血糖値が下がり過ぎないように働きます。 男性は、黄体形成ホルモンが下垂体から分泌され、テストステロンを精巣の間質細胞が分泌します。このテストステロンの作用により、思春期に性器の成熟、声変わり、ひげが生えるなどの変化がおこります。卵胞刺激ホルモンから精子がつくられます。 女性は、卵胞や黄体が卵巣で発達し、生殖に必要なエストロゲン(卵胞ホルモン)、プロゲステロン(黄体ホルモン)が分泌されます。
受精と排卵のメカニズム
思春期になると、脳の下垂体から"卵胞刺激ホルモン"と、"黄体ホルモン"が分泌され、卵巣内膜内の原始卵胞(成熟していない卵胞)が活動を始めます。 卵胞が成熟(成熟卵胞)すると卵胞の膜が破裂し、なかの卵子は卵巣の外に排出されます。この状態が「排卵」です。 卵巣からの排卵は月に一度、月経周期に合わせて、左右どちらかの卵巣から行われます。 排卵が終わった卵胞は黄体に変わり、プロゲステロン(黄体ホルモン)とエストロゲン(卵胞ホルモン)を分泌します。 このホルモン分泌で子宮内膜に厚みが増し、受精卵が着床しやすくなります。 排卵された卵細胞(卵子)は卵管に取り込まれ、厚みが増した内膜の子宮へと送られます。 受精はこの卵管内で行われ、受精卵となって子宮内膜に着床します。受精をしなかった場合、厚みを増した内膜ははがれ落ち、受精しなかった卵子や血液とともに、膣から"経血"として排出されます。 月経の周期には、個人差がありますが、平均28日周期で、5日間続きます。 月経後は次の排卵への準備が始まります。排卵日は次の月経開始日の14日前です。 卵子は、直径0.1~0.2mm。人体でもっとも大きな細胞です。卵子の外側は顆粒膜細胞が囲み、内側にはたんぱく質でできた透明帯という膜が張り、さらにその内側に、母親の遺伝子を伝える23本の染色体をもつ核が入った卵細胞質があります。 卵子の元となる始原生殖細胞は、胎児の頃から存在しています。始原生殖細胞は、胎児のうちから卵原細胞→卵祖細胞→卵母細胞へ姿を変えて、卵胞という袋のなかで休眠期に入ります。この状態が原始卵胞です。 やがて思春期になると、休眠していた卵母細胞が活動を再開し、数回の減数分裂を繰り返し、23個の染色体をもつ細胞になります。このうち、たった1つの細胞が卵子となり、それ以外は消滅します。