あおしば【青芝】
日野草城の第2句集。昭和7年(1932)発表。昭和2年(1927)から昭和5年(1930)にかけての作品を収める。
あきのねこ【秋の猫】
藤堂志津子の短編小説集。平成14年(2002)刊。表題作のほか、「ドルフィン・ハウス」「幸運の犬」など、動物と人との関わりを主題とする作品全5作を収める。平成15年(2003)、第16回柴田錬三...
あさぎり【朝霧】
永井竜男の短編小説、および同作を表題作とする小説集。作品は、昭和24年(1949)、「文学界」誌に発表、同年の第2回横光利一賞を受賞。作品集は昭和25年(1950)刊行で、ほかに「『あひびき』か...
アッパー‐ケース【upper case】
欧文の大文字。活版印刷に使う植字台で、大文字を収めるケースが上部(アッパー)にあったことから。→ローワーケース
アポロンのしま【アポロンの島】
小川国夫の短編小説、またそれを表題作とする短編小説集。昭和32年(1957)に私家版として発表。「東海のほとり」「エリコへ下る道」など、欧州留学時の体験をもとに描いた半自伝的作品を収める。発表当...
収める
1〔きちんと入れる〕put ((in, away))元の所に収めておくput it back in its place金は金庫に収めた[収めてある]I put [keep] the money ...
刀
a (Japanese) sword刀の刃the edge of a sword刀を抜く[収める]draw [sheathe] a sword刀を差しているwear a sword (at on...
赫赫
I〔光り輝く様子〕赫々たる陽光brilliant sunlightII〔功名・業績などが輝く様子〕赫々たる勝利を収めるwin a glorious [brilliant] victory
鞘
1〔刀の〕a sheath; a scabbard;〔小刀の〕a case;〔鉛筆などの〕a cap刀の鞘を払うdraw one's sword刀を鞘に収めるsheathe one's swor...
収蔵
収蔵する store up [away];〔穀物倉などに〕garner収蔵庫a storehouse;〔一時的に収める〕a warehouse;〔宝物などの〕a treasury
える【得る】
[共通する意味] ★その人のものにする。[英] to get[使い方]〔得る〕(ア下一)▽働いて報酬を得る▽名誉ある賞を得て喜びにたえない〔取る〕(ラ五)▽入り口で入場料を取られた▽だれかに自転...
おさめる【収める】
[共通する意味] ★中に持っている。[英] to contain[使い方]〔含む〕(マ五)▽この料金はサービス料を含む〔収める〕(マ下一)▽茶わんを桐(きり)の箱に収める[使い分け]【1】「収め...
ふくむ【含む】
[共通する意味] ★中に持っている。[英] to contain[使い方]〔含む〕(マ五)▽この料金はサービス料を含む〔収める〕(マ下一)▽茶わんを桐(きり)の箱に収める[使い分け]【1】「収め...
おさめる【収める】
[共通する意味] ★その人のものにする。[英] to get[使い方]〔得る〕(ア下一)▽働いて報酬を得る▽名誉ある賞を得て喜びにたえない〔取る〕(ラ五)▽入り口で入場料を取られた▽だれかに自転...
とる【取る】
[共通する意味] ★その人のものにする。[英] to get[使い方]〔得る〕(ア下一)▽働いて報酬を得る▽名誉ある賞を得て喜びにたえない〔取る〕(ラ五)▽入り口で入場料を取られた▽だれかに自転...
かきょあっかん【科挙圧巻】
試験で最もすぐれた成績を収めること。▽「科挙」は中国の隋ずい代に制度として確立した官吏登用試験のこと。科目で人材を挙げ用いる意。「圧巻」は最優秀の答案(巻)を他の答案の上に載せたことから出た語で、最もすぐれたものが一番上にあって、他のすべての答案を圧すること。書物や演劇などの中で最もすぐれた部分、また、詩文などで多くの作品中最もすぐれたものをいう。「巻」は答案用紙の意。
きんせいぎょくしん【金声玉振】
才知や人徳が調和して、よく備わっているたとえ。すぐれた人物として大成することをいう。本来、鐘を鳴らして音楽を始め、磬けいを打って音楽をまとめ収束する意。▽「金」は鐘。「声」はここでは鳴らす意。「玉」は磬のことで、玉石で作った「へ」の字に曲がった打楽器。「振」はまとめ収めること。一説に整える意。「玉振」は磬を鳴らして曲をしめくくること。中国古代で音楽を奏するのに、まず鐘を鳴らして音楽を始め、次に糸・竹の楽器を奏でて、終わりに磬を打ってしめくくった。始まりと終わりの整っているさまをいい、もと孟子もうしが孔子の人格を賛美した語。
あいかわ‐よしすけ【鮎川義介】
[1880〜1967]実業家。山口の生まれ。久原房之助の義兄。日産自動車・日立製作所などを傘下に収める、日産コンツェルンを築く。戦後は、参議院議員として政界にも進出。あゆかわぎすけ。
いわのひめ【磐之媛/石之日売】
仁徳天皇の皇后。葛城襲津彦(かつらぎのそつひこ)の娘。履中・反正・允恭天皇の母。万葉集・巻2にその作とされる歌を収める。
デュマ【Alexandre Dumas】
[1802〜1870]フランスの小説家・劇作家。波瀾万丈(はらんばんじょう)のストーリー性に富んだ作風で、大衆の人気を博した。小説「三銃士」「モンテクリスト伯」など。大デュマ。 [1824〜...
のぐち‐したがう【野口遵】
[1873〜1944]実業家。石川の生まれ。日窒(にっちつ)コンツェルンの創立者。日本窒素肥料を設立し、カーバイド・合成アンモニアなどの製造で成功を収める。のち朝鮮にも進出し、一大コンツェルンを形成。
ばしょう【芭蕉】
⇒松尾芭蕉(まつおばしょう) 山本健吉によるの評論。昭和30年(1955)から昭和31年(1956)にかけて「その鑑賞と批評」「奥の細道まで」「終焉まで」の全3部を刊行。著者は本作の功績な...