な‐のり【名乗り/名告り】
1 自分の名前をはっきりと言うこと。また、その名前。「互いに—をする」 2 武士が戦場などで自分の氏名・家柄・身分などを声高に告げること。 3 公家・武家の男子が元服するとき、幼名や通称に代えて...
なのり‐あ・う【名乗り合う】
[動ワ五(ハ四)]互いにおのおのの名を告げる。「初対面で—・う」
なのり‐い・ず【名乗り出づ】
[動ダ下二]「名乗り出る」に同じ。「我なむかこつべき事あると、—・で侍りけるを」〈源・常夏〉
なのり‐か・く【名乗り掛く】
[動カ下二]相手に自分のほうから名をいう。「右衛門佐重盛、生年二十三、と—・けければ」〈古活字本平治・中〉
なのり‐ざ【名乗り座】
能舞台で、常座(じょうざ)の異称。