な‐しろ【名代】
大化の改新以前の皇族の私有部民(べみん)。諸国の国造(くにのみやつこ)の民から割いて設け、皇族名を付した。子代(こしろ)とともに皇族の経済源となった。御名代(みなしろ)。
な‐だい【名代】
[名・形動] 1 名前を知られていること。評判の高いこと。また、そのさま。「—の色事師」「竜閑橋(りゅうかんばし)や、—な橋だがね」〈漱石・草枕〉 2 名目として掲げる名前。名義。名目(めいもく...
な‐だい【名題/名代】
1 歌舞伎狂言や浄瑠璃などの題名。元禄(1688〜1704)ごろから縁起上、字数を奇数に定め、特殊な読み方をするようになった。上方では外題(げだい)・芸題という。 2 「名題看板」の略。 3 「...
みょう‐だい【名代】
ある人の代わりを務めること。また、その人。代理。「父の—として出席する」