あいしょう‐か【哀傷歌】
1 人の死を悲しむ歌。 2 古今集以後の勅撰和歌集で、部立ての一。万葉集の挽歌(ばんか)にあたる。
あがたい‐は【県居派】
江戸後期、賀茂真淵(かものまぶち)を中心とする和歌の流派。「県居」は賀茂真淵の号。歌風はおおむね万葉調。
あき【秋】
1 四季の第三。夏と冬の間で、日本では9・10・11月をいう。暦の上では立秋から立冬の前日まで(陰暦の7月から9月まで)をいい、天文学では、秋分から冬至まで。昼が短く、夜が長くなる。この季節は涼...
あき【飽き/厭き】
あきること。嫌になること。「—のこない味」 [補説]和歌などでは「秋」に掛けていうことが多い。
あきはぎじょう【秋萩帖】
平安中期の書の巻子本(かんすぼん)。小野道風筆と伝えられる。万葉集などの和歌48首と王羲之(おうぎし)の手紙を、草書体の万葉仮名で書いたもの。書名は巻頭の歌「あきはぎの…」による。秋萩歌巻。
歌枕
1〔古歌に詠み込まれた名所〕places which are described in classical Japanese verse2〔和歌作りの手引き書〕a handbook of cer...
歌集
1〔和歌の〕「an anthology [a collection] of waka poems2〔歌曲の〕a songbook
腰
1〔体の〕the (lower) back, the small of the back;〔胴のくびれた部分〕 ((around)) the waist;〔尻〕the hip(s)腰の細い女の子...
言葉
1〔言語〕(a) language, speech言葉の壁a language barrierこの国では三か国語が使われているThree languages are spoken in this...
ことばがき【言葉書き】
〔和歌などの前書き〕a foreword ((to a tanka));〔絵巻物の説明文〕an explanatory note ((added to a picture scroll));〔絵...
わか【和歌】
[共通する意味] ★漢詩に対して、日本固有の定型詩。長歌、短歌など七音五音を基調としたもの。特に、その中でも短歌(五七五七七の五句からなるもの)をさすことが多い。[使い方]〔和歌〕▽勅撰(ちょく...
やまとうた【大和歌】
[共通する意味] ★漢詩に対して、日本固有の定型詩。長歌、短歌など七音五音を基調としたもの。特に、その中でも短歌(五七五七七の五句からなるもの)をさすことが多い。[使い方]〔和歌〕▽勅撰(ちょく...
うた【歌】
[共通する意味] ★漢詩に対して、日本固有の定型詩。長歌、短歌など七音五音を基調としたもの。特に、その中でも短歌(五七五七七の五句からなるもの)をさすことが多い。[使い方]〔和歌〕▽勅撰(ちょく...
くしゅう【句集】
[共通する意味] ★歌曲、和歌、俳句、詩などを集めた本。[英] an anthology[使い分け]【1】「歌集」は、和歌を集めた本。また、「旅の歌集」のように、歌曲を集めた本をいうこともある。...
ぎんえい【吟詠】
[共通する意味] ★節をつけて詩歌を歌うこと。[英] chanting[使い方]〔吟詠〕スル▽漢詩を吟詠する〔朗詠〕スル▽和歌の朗詠〔朗吟〕スル▽杜甫(とほ)の律詩を朗吟する[使い分け] いずれ...
あすかい‐まさあり【飛鳥井雅有】
[1241〜1301]鎌倉末期の歌人。雅経(まさつね)の孫。家集に「隣女和歌集」など。
あすかい‐まさちか【飛鳥井雅親】
[1417〜1491]室町中期の歌人。号は柏木(かしわぎ)。家集に「亜槐和歌集」があり、書道飛鳥井流の祖。
あすかい‐まさつね【飛鳥井雅経】
[1170〜1221]鎌倉初期の歌人。藤原定家らとともに新古今和歌集を撰した。蹴鞠(けまり)にもすぐれ、歌鞠(かきく)二道の飛鳥井家の祖となる。家集に「明日香井和歌集」がある。藤原雅経。
あすかい‐まさよ【飛鳥井雅世】
[1390〜1452]室町中期の歌人。新続古今和歌集の撰者。著書に「富士紀行」がある。
あつみ‐しんのう【敦実親王】
[893〜967]宇多天皇の第8皇子。宇多源氏の祖。法名は覚真。和歌・音楽などの諸芸に通じた。仁和寺宮(にんなじのみや)。