たん‐か【啖呵】
1 《3が原義》喧嘩をする際などの、勢いよく言葉が飛び出す歯切れのよい言葉。 2 香具師(やし)が品物を売るときの口上。 3 (「痰火」と書く)せきと一緒に激しく出る痰。また、ひどく痰の出る病気...
たんか‐うり【啖呵売り】
大声で口上を述べたてて物品を売ること。また、その人。巧みな話術で客の買い気を誘う商売方法。バナナのたたき売りなど。
たんか‐し【啖呵師】
威勢のよい口上で品物を売る人。香具師(やし)。
たんか‐ばい【啖呵売】
「たんかうり」に同じ。
啖呵(たんか)を切(き)・る
《痰火がなおると胸がすっきりするところから》歯切れのいい言葉で、勢いよくまくしたてる。「江戸っ子が威勢のいい—・る」