うずもれたはる【埋れた春】
秋田雨雀の戯曲。明治45年(1912)、雑誌「早稲田文学」に発表。全2幕。大正3年(1914)、美術劇場により初演。
うずもれたみなと【埋もれた港】
《原題、(イタリア)Il Porto Sepolto》イタリアの詩人、ウンガレッティの処女詩集。第一次大戦の従軍中に書きためた作品を、1916年、私家版で80部のみ印刷・配布したもの。
うずも・れる【埋もれる】
[動ラ下一][文]うづも・る[ラ下二] 1 覆われて外から見えなくなる。うずまっている。うもれる。「豪雪に—・れた村々」 2 物や人などで場所がいっぱいになる。「会場が聴衆で—・れる」 3 世の...
うもれ【埋もれ】
《「むもれ」とも表記》うもれること。家の中に隠れていること。引きこもっていること。「あな—や。今宵の月を見ぬ里もありけり」〈源・横笛〉
うもれ‐いた・し【埋もれ甚し】
[形ク]《「むもれいたし」とも表記》 1 気持ちが晴れ晴れしない。気が沈んでいる。「いと—・く、いかで年月を過ぐさましとおぼしやらる」〈源・須磨〉 2 内気すぎる。控え目すぎる。「いでやとはおぼ...