おお‐の【大野】
広い野原。
おおの【大野】
福井県東端、九頭竜(くずりゅう)川上流域を占める市。もと土井氏の城下町。織物業が盛ん。水引細工を特産。湧水が多い。平成17年(2005)11月、和泉村を編入。人口3.5万(2010)。
おおの【大野】
姓氏の一。 [補説]「大野」姓の人物大野一雄(おおのかずお)大野洒竹(おおのしゃちく)大野晋(おおのすすむ)大野東人(おおののあずまひと)大野治長(おおのはるなが)大野豊(おおのゆたか)大野林火...
おおの‐がい【大野貝】
エゾオオノガイ科の二枚貝。内海の砂泥中にすむ。貝殻は長卵形で白く、殻長8センチくらい。太く長い水管をもち、黒褐色の皮が覆う。本州中部以南に分布。水管は食用。おおむらがい。
おおの‐がわ【大野川】
熊本県東部・大分県南東部・宮崎県北部を流れる大野川水系の本流。祖母(そぼ)山付近に源を発し、北東流して大分市で別府湾に注ぐ。大分県下最大の川。長さ107キロ。下流は大分平野に三角州を形成している。
おおの‐かずお【大野一雄】
[1906〜2010]舞踏家。北海道の生まれ。石井漠(ばく)、江口隆哉(たかや)に師事。土方巽(ひじかたたつみ)との共演などで舞踏界に大きな影響を与えた。海外公演も多く、特にヨーロッパで高い評価...
おおの‐しゃちく【大野洒竹】
[1872〜1913]俳人・医師。熊本の生まれ。本名は豊太。明治27年(1894)佐々醒雪(さっさせいせつ)らと筑波会を起こす。古俳書の収集に努め、俳諧史に詳しかった。蔵書はのちに東大図書館に寄...
おおの‐の‐あずまひと【大野東人】
[?〜742]奈良時代の武将。蝦夷(えぞ)征討に参加、のち鎮守府将軍。天平12年(740)藤原広嗣(ふじわらのひろつぐ)の乱を鎮定。
おおの‐はるなが【大野治長】
[?〜1615]安土桃山時代の武将。通称、修理亮(しゅりのすけ)。豊臣秀吉に仕え、関ヶ原の戦いで徳川方に属したが、のち再び豊臣秀頼に仕えて徳川に対抗。大坂夏の陣で敗れ、秀頼とともに自殺。
おおの‐りんか【大野林火】
[1904〜1982]俳人。神奈川の生まれ。本名、正(まさし)。臼田亜浪(うすだあろう)に学び、俳誌「石楠(しゃくなげ)」に作品を発表。第二次大戦後、俳誌「浜」を創刊し、主宰。句集に「冬青集」「...