あめ‐ひと【天人】
《「天人(てんにん)」を訓読みにした語》 1 天上界の人。「高麗錦(こまにしき)ひも解き交はし—の妻問ふ宵ぞ我もしのはむ」〈万・二〇九〇〉 2 都の人。「天離(あまざか)る鄙(ひな)の奴(やっこ...
てん‐じん【天人】
天と人。天意と人事。「—ともに許さざる悪行」
てんじんそうかん‐せつ【天人相関説】
中国古代の世界観・政治思想の一。人間の行為や政事(人事)と自然現象(天事)との間には密接な関係があるとする説。あらゆる事象に天と人との相関関係を説き、特に漢代において支配的な政治思想として機能した。
てん‐にん【天人】
天上界に住む者。音楽を奏し、天華を降らせ、瓔珞(ようらく)をなびかせて虚空を飛行(ひぎょう)するとされる。
てんにん‐か【天人花】
フトモモ科の常緑小低木。沖縄など暖地に自生し、高さ約2メートル。葉は長楕円形でやや厚い。夏、紅紫色の5弁花を開く。実は暗紫色に熟し、ジャムなどにする。温室で栽培もされる。