てん‐のう【天王】
《「てんおう」の連声(れんじょう)》 1 仏語。欲界六天の最下天にいる四天王のこと。 2 牛頭(ごず)天王。 3 中国で、天子の称。
てんのうがわ‐こうえん【天王川公園】
愛知県津島市にある公園。大正9年(1920)の開園。桜や藤の名所として知られる。
てんのう‐ざん【天王山】
京都府南部、乙訓郡大山崎町にある小丘。淀川の分岐点にあり、古来水陸交通の要地。天正10年(1582)山崎の戦いで、羽柴秀吉が明智光秀を破った。 《の故事から》勝敗や運命の重大な分かれ目。
てんのう‐じ【天王寺】
四天王寺の略称。 大阪市の区名。四天王寺がある。JR天王寺駅は大阪市の南玄関をなす。 東京都台東区谷中にある天台宗の寺。山号は護国山。昭和32年(1957)に焼失した五重塔は、幸田露伴の小...
てんのうじ‐かぶ【天王寺蕪】
カブの一品種。大阪市天王寺の名産で、早生種。根は大きく、当座漬けや千枚漬けにする。天王寺かぶら。