かい【懈】
[音]カイ(漢) ケ(呉) [訓]おこたる おこたる。なまける。「懈惰(かいだ)・懈怠(かいたい)・懈怠(けたい)」
かい‐たい【懈怠】
1 法律用語。 ㋐ある義務を怠ること。民法上、過失と同義とされる。 ㋑一定の訴訟行為をなすべき期日にそれを怠り、また期間内に一定の訴訟行為をしないで過ごすこと。 2 「けたい(懈怠)」に同じ。
かい‐だ【懈惰】
なまけること。おこたること。懈怠(かいたい)。「—怠慢」
け【怪/芥/懈】
〈怪〉⇒かい 〈芥〉⇒かい 〈懈〉⇒かい
け‐たい【懈怠】
1 《近世ごろまでは「けだい」》なまけること。おこたること。怠惰。「—の心が生じる」 2 仏語。善行を修めるのに積極的でない心の状態。精進(しょうじん)に対していう。