上(うえ)には上(うえ)がある
最高にすぐれていると思っても、さらにすぐれたものがある。うぬぼれや欲望を戒める言葉。
おし・える【教える】
[動ア下一][文]をし・ふ[ハ下二] 1 知識・学問・技能などを相手に身につけさせるよう導く。教育する。教授する。「英語を—・える」「イヌに芸を—・える」「学校では三年生を—・えている」 2 知...
かい‐こく【戒告/誡告】
[名](スル) 1 過失・失態・非行などを強く戒めること。「厳重に—する」 2 (戒告)公務員などの職務上の義務違反に対する懲戒処分の一。本人に将来を戒める旨の申し渡しをする。もと「譴責(けんせ...
かすがりゅうじん【春日竜神】
謡曲。五番目物。栂尾(とがのお)の明恵(みょうえ)上人が渡唐のいとまごいに春日明神に参詣すると、明神が現れて入唐を戒める。
風邪(かぜ)は万病(まんびょう)の元(もと)
風邪はあらゆる病気を引き起こす原因になるから、用心が必要であるということ。たかが風邪と甘く考えないように戒める言葉。風邪は百病の長。
戒め
admonition;discipline《懲戒》;rebuke《譴責[けんせき]》;warning《警告》[参考]「戒める」という動詞が「差し控える(abstain from …, avoid …)」の意味で使われることもある。
叱る
〔とがめる〕scold,《文》 upbraid;〔戒める〕 《文》 reprove;〔けん責する〕reprimand;〔公の場で厳しく叱責する〕rebuke遅刻してしかられたI was scol...
caution
[名]1 U注意,用心,警戒,慎重さtreat ... with caution…を注意して取り扱うcounsel [urge, advise] caution注意を促すexercise [us...
correct
[形]1 〈物・事が〉(基準・事実に照らして)正しい,正確な,真実の;〔叙述〕〈人などが〉(…において/…するのは)正しい≪in/to do≫the correct answer正解the co...
preach
[動]1 他〈牧師などが〉(…に)〈(宗教の)教えを〉説く,説教する,伝道する,述べ伝える≪to≫,〈…ということを〉説く≪that節≫;自(…に)説教する,伝道する≪to≫preach the...
いましめる【戒める】
[共通する意味] ★まちがいを起こさぬよう注意する。[英] to admonish[使い方]〔戒める〕(マ下一)▽将来について戒める▽自らを戒める▽幕府は奢侈(しゃし)を戒めた〔戒告〕スル▽厳重...
かいこく【戒告】
[共通する意味] ★まちがいを起こさぬよう注意する。[英] to admonish[使い方]〔戒める〕(マ下一)▽将来について戒める▽自らを戒める▽幕府は奢侈(しゃし)を戒めた〔戒告〕スル▽厳重...
くんかい【訓戒】
[共通する意味] ★まちがいを起こさぬよう注意する。[英] to admonish[使い方]〔戒める〕(マ下一)▽将来について戒める▽自らを戒める▽幕府は奢侈(しゃし)を戒めた〔戒告〕スル▽厳重...
くいすぎ【食い過ぎ】
[共通する意味] ★度を越して物を食べること。[英] overeating[使い方]〔食い過ぎ〕▽食い過ぎで腹をこわす〔食べ過ぎ〕▽甘いものの食べ過ぎは体によくない〔過食〕スル▽肥満は過食と運動...
かじょう【過剰】
[共通する意味] ★決められた枠を超えていること。[英] excess[使い方]〔超過〕スル▽会議は時間を超過して続けられた▽超過した分は別料金となります▽輸出超過〔過度〕▽過度の飲酒は慎みまし...
あくぼくとうせん【悪木盗泉】
たとえ困窮しても、わずかな悪事にも身を近づけないたとえ。悪事に染まるのを戒める語。また、悪事に染まること。▽「悪木」は役に立たない木。また、人を傷つけたり悪臭のある木。「盗泉」は孔子がそこを通ったとき、のどが渇いていたが、その名が悪いといって飲まなかったといわれる泉の名。悪い木の陰で休んだり、悪泉の水を飲んだりしただけでも身が汚れるという意。「盗泉」の説話は『尸子しし』下に見える。
いっこくせんきん【一刻千金】
わずかな時間が千金にも相当する意。時間の貴重なことのたとえ。貴重な時間、よい季節や楽しいひとときなどが過ぎ去りやすいのを惜しんでいう語。また、時間を無駄に過ごすのを戒める語。▽「一刻」はわずかな時間。もとは出典によって、春の夜のひとときが千金にも値するほどすばらしい意。「千金一刻せんきんいっこく」ともいう。
こうりょうゆうかい【亢竜有悔】
高い地位についた人、名声を得た人、また、大金持ちになった人など、栄耀栄華えいようえいがをきわめた人たちは、つつしまないと大きな失敗をして後で後悔するということ。また、それを戒めることば。
ごうりせんり【毫釐千里】
初めはごくわずかな違いでも、最後は大きな違いになってしまうことのたとえ。また、初めはごくわずかなミスでも、最後は大きな誤りになってしまうことのたとえ。何事も初めは慎重にすべきだと戒めることば。
さんしこうこう【三思後行】
物事を行うとき、熟慮したのち、初めて実行すること。三たび思い考えた後に行う意から。もとは、あまりに慎重になり過ぎると断行できず、また、別の迷いを生ずるのを戒める言葉であったが、今では一般に軽はずみな行いを戒める語として用いられる。▽「思」は思い考える、熟慮する意。一般に「三みたび思おもいて後のちに行おこなう」と訓読を用いる。